初めてギャラリーに展示するとき知っておくべきこと・準備すべきもの

2018.03.28

Yuko

初・グループ展示を無事に終えました!
会場まで観に来てくれた方々、応援メッセージをくれた方々… 皆さん本当にありがとうございました!

パラレルワーカー絵描きのYuko (@uu_yu) です。

デッサン会のアーティストグループTAL(Tokyo Artists League of Life Drawing)初のグループ展示を無事に終えたところ。

桜の満開のポカポカ陽気の週末に、忙しいスケジュールの中でも足を運んでくれた方たちには、本当にありがとうの気持ちでいっぱい。

もちろん時間が合わなくて直接会えなかった方も、メッセージをくれた方々にも・・・(涙)

さて!今回は初めてピクチャーレールに絵を掛けるギャラリーでの展示なのでした。

そこで学んだギャラリーでの展示でいくつか知っておくべきこと・準備するときの注意点などをここで共有したいなと思います。

これから展示を考えている人のお役に立てればうれしいなと思います。

CONTENTS

初めてギャラリーで展示するときに知っておくべきこと!

今までデザフェスやイベントでの展示経験はあっても、ギャラリーの壁に絵を掛けて展示するのは初めてのこと

デザフェスのようなイベントだと、自分でブースを作って展示方法も考えて、、

と、当時はかなり手作り感のあるやり方だったんですよね。

だから今回のギャラリーでの展示は わたしもかなり楽しみにしていたし、経験者もいるグループでの参加だから安心感もあって本当に良かった。

補足

前置きとして、わたしはグループの「メンバーのひとり」としての参加なので、ギャラリーの方との調整・やり取りはグループのリーダーがやってくれていました。

展示したのはどんなところ?

 

Yuko Oharaさん(@yuko.ohara)がシェアした投稿

instagramより

展示会場は文房堂Gallery Cafeという画材屋さんにある場所で、お茶もできるカジュアルなカフェギャラリースペース

画廊とはまたお作法が違うと思うのだけど、壁には絵を掛けるピクチャーレールもしっかりあって、作品はライティングされるので、見栄えもいい感じでした!

Yuko

カフェスペースでの展示形式を取るアーティストも多いし、これも1つの経験談としてぜひ参考までに〜

まず考えるべきものは?

いざグループで出展しよう!となった時にまず考えるべきことは各自の展示スペース(壁面)でした。

ギャラリーの中でも展示スペースは色々あって、

  • 人目に付きやすいスペース(壁面)
  • ちょっと観にくいスペース(壁面)
  • 入り口付近のスペース(壁面) など…

展示スペース(壁面)によって出展料はちがうのです!

自分の選んだ展示スペース(壁面)の横幅・縦幅を確認して、どのくらいのサイズの絵が飾れるのか?を見積もります。

わたしは展示が決まってから出したい作品を用意したので、展示サイズ→作品サイズ と考えました。

逆に、すでに制作済みの作品があるのなら、飾りたい作品を額装して収まるサイズを計算してからスペースを借りるべきですね!

絵は額装するとサイズが変わる!

これ、当たり前だけど初めてだと意外とうっかりしがちなことでした。

せっかく作品にライティングされるのだし、絵を額装して作品をもっと素敵にしたいと思うのでちゃんと考えておきましょう。

注意して確認しなければならないのが、自分の作品を額に入れた後の外回りサイズが、ちゃんと展示スペースに収まるか?ということ。

駆け出しの段階で自分で絵を描くたびに額装しているアーティストは少ないと思うし、わたしもなかなか「絵を額装する」ことがなかったので額装するにあたってかなり調べました。

選ぶ額縁のデザインによって幅も細かったり太かったりするし、絵と額の間に余白をもたせたいならマットが必要になるし、絵を額ぴったりに入れてもいいし・・・

と、色々選択肢はあります。

自分の作品を素敵に着飾ってあげるつもりで楽しみながら選ぶといいかな〜と。

ちなみに・・・

わたしは搬入当日にミスが発覚してあせって準備したものがあったので、ぜひ以下の記事も合わせてチェックして確認・準備不足がないよう祈っています〜

初めてギャラリーで展示するときに準備するといいもの

「わたしはこういう活動してます」と伝えるもの

作品用のネームプレートの他に、並べて置いてよかったものがあります!

プロフィールや連絡先を載せた小さいパネルを用意して、ぽちっと壁に貼って置きました。

顔写真や自己紹介で「わたしはこんなことやっています」という一言、作品を載せているインスタグラムのアカウントのQRコード、仕事用の連絡先など。

良かったポイント◎

効果はあって、まずはインスタのフォロワーさんが増えました!

そして知人でも「他にもこういうこともやってたんだね〜!」と改めて知ってもらうことも出来ました

Yuko

って… あれ?
今までSNSにも載せたのに、意外と見てない?!

意外だったのが、「わたしこういうことやってます」「仕事受けてます」「こういう仕事やりました」っていうのは、その都度 SNSで報告してたんですけど、全然伝わってなかったという事実。

SNSだと「友だちもフォローしてくれてるし、ちょっとしつこいかな…?」

と遠慮したり、うざいかな?と多少不安に思いながらアップしてたんですけど、自分では十分に発信してるつもりでも、自分が思うほど相手はすべて見てないんだ〜と、改めて実感したのでした。

ホッとしたほうな、虚しいような。

反省ポイント

この小さい告知パネルの反省点もありました。

それはパネルの素材をもっと軽くすれば良かったな〜と。

なぜなら、パネルが重くて会期中にギャラリーに行ったら、床に落ちていた。。。ショック。

わたしのお手製パネルは、しっかり固め素材でずっしりしたボード紙に、コンビニ印刷した紙を貼ったものでした。

なんか綺麗でしっかりしてた方がちゃんとしてそうだ思って(笑)完全に裏目にでました。重かったみたいです。。。

その場では応急処置として、ひっつき虫をギャラリーの方に借りてパネルの裏に追加で貼り、わたしの全体重をかけて気合でくっつけました(笑)

きっと軽い発泡スチロール板のような軽い板に紙を貼ればよかったんだと思います!

他のアイデア!名刺やポストカードなどなど

他の展示メンバーもそれぞれPRグッズを用意していて、いいアイデアだな〜と思ったのでシェアしますね。

展示に合わせて用意しておくといいものは色々ありますが、重要なポイントは自分が一体どんな活動をして、何ができる(していきたい)のか?展示作品の他にどんな絵を描くのか?というのを、

初めて作品を観てくれる方へ、わかりやすく伝えることだと思いました。

Yuko

せっかく展示料を納めているのだから自分の活動はとことんPRすべし!

はじめてのギャラリー展示でなにが正解かわからないとしても!

絶対になにかしら準備した方がいいと思います。

まとめ

これから作品の展示を考えているあなたの役に立てたでしょうか?

もう一度以下にまとめると・・・

確認すべきことまとめ

  • 展示するスペースのサイズ
  • 展示作品に合わせた額縁サイズ

用意すべきものまとめ

  • 自分の活動をPRできるもの

さて、心の準備はバッチリだと思うので♪

どこかで素敵な作品がだれかの目に留まって、もっと日常にアートが広がればいいなと思っています。

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