好きなことしたい!0からのストーリー
「好きなことして生きていきたい!」
という人に対する世間からの風当たりは 強いのだ。
それが10代の若者でも第2の人生だとしても。
「自分の人生を生きたい」と勇気を出してるのに、なんだかもったいない。
どうだろう?「好きなことして生きる」って本当に特別な人にしかできないことかな?
そんなに仕事は辛くてガマンするのが当たり前?
わたしは「好きなこと以外はやりたくない」と正直思うもんで、もう一回戻ってきた。
絵描きをしながら会社勤めもする(今の所)副業アーティストのYukoです。
わたしには特別なものは何にもなくて、
美大も出てないし、親が芸術家系なわけでもなく、
お金持ちでもなければ、業界のコネクションとかもない。
(だからこそ絵の仕事ができることが本当にハッピー!)
ただ、何もないところから「好きなことして生きてきたい」と思い立った人を
応援したい、一緒にがんばりたい。このページはそんな所です。
成果が出なけりゃ、ニート
わたしが絵を描きたいと本気で思い始めたのは、20代半ば。
仕事を辞めて、平たく言うと丸腰で戦場に出ていった感じですよ。
やり方も分からなければ、ロールモデルもいない。
すぐに成果が出るわけがなかった。けど周りにはそれを求められた。
超安定志向の両親にとって、わたしはただのニートでしかなく。
「Yukoは毎日何もやってない」と言われる日々。(たしかに稼ぎはスズメの涙ほどだったのは事実)
好きなことで生きていくには 孤独はつきもの?
家では何もしてない人扱い。
久しぶりに友だちに会っても、カッコ悪いところを見せたくない自分がいて、
弱音なんて吐けなかった。
周りと違って「どこどこの会社で〇〇をしている〇〇です」というIDを持たない自分へ向けられる目が気になってしまったりで。
何より自分で自分を支えきれてなかったから、
どんどん孤独と不安とで、しんどくなってしまったのです。
ものすごい圧力のモヤモヤは、クリエイティブの面でも悪い方に影響していくのだった。
不安になってしまう時は?必要なのは自分のケアとトリセツ
クリエイターの人は特に、こういう気持ちになったりしないかな?
“やりたい!” → “自分に出来るだろうか” → “このままじゃ生活できない。苦しい”
作品と向き合っている間にも感情の波がグルグル渦巻いて、脳みそが溺れて機能停止。
とにかく自分の未来が不安で不安で仕方ない。
当時のわたしはとにかく、本の世界に心のよりどころを見つけていたのですよ。
小説からてつがく、心理学の本。
単に勇気づけられるだけでなく、それは脳みそを引っかき回して、
人生の見方をぐるっと変えてくれた。
不安から脱出するには、少しばかり知恵が必要だったようだ。
「好きなことをして生きる」とは、精神状態がヘルシーであることと同じ意味なんだと知った。
自分を気づかうことだ。自分には自分しかいない。
グルーチョ・マルクスのことば
海外の自由な生き方にならってみたり
ロンドンでの生活は なかなかクレイジーだった。(思い出すだけでも笑える)
わたしは思い切ってロンドンへ行くことにして、今まで見えなかったものを知った。
なにより人生観を変えたのは、彼らの自由奔放な生き方というか、スタイル。
「自分の幸せ」に対してすごくシンプルで素直な人たち。
Live to Work (仕事は生きがい)よりもWork to Live(仕事は生活のため)
「なんでその仕事を選んだの?」と就職面接みたいなことを尋ねる人を、
少なくともわたしは見たことがなかった。
あー。日本人はガッチガチなのかもしれないなぁって。
人間は 自分の人生を描く画家である
心理学者 アドラーのことば
そっちも大変ね。こっちも大変よ。みんな大変よね。
なぜだか日本に帰ってきたら違和感を感じたんだな。
あなたもわたしも人生は大変ね。みんな大変よね。
って、みんな大変だから自分も大変じゃなきゃいけない感。
好きなことしてます、ハッピーです!ってなんだか言いづらい感。
だから好きなことして生きたいという人には、厳しい風が吹くのかな?
ロンドン留学で貯金使い果たしたから、ひとまずは生活のために
ミニマムな拘束時間のハケン事務をやってみた。
ここでちょっと休憩してまた明日好きなことしよう
このサイトでは、これまでにわたしが勇気付けられたり、新しい視点をもらったてつがくとか心理学を、絵描きの目線でゆるく伝えていきます。
見せかけのポジティブシンキングは苦手だから、しっかり腑に落ちるやつを集めましょ。
好きなことして生きたい!と立ち上がった人にとって、
ちょっとした休憩所みたいになればいいなと思っています。
ブンブン飛ばして走っていても、そりゃ疲れるし不安にもなる。
満タンにはできなくても、次の休憩所までの給油はできるかも。
頑張るうちに出てくるモヤモヤとか不安を、ここで洗車できるかも。
そのうちみんなで相乗りできるような場所にもしたいな。なんて先を想像しながら。
またふらりと立ち寄ってくれたら嬉しいです。