絵描きのYuko (@uu_yu) です。
突然ですが、クリエイターとして活動するために自分から発信することは、とっっっても大事ですよね!

- 絵の仕事がしたい!海外の仕事がしたい!
- 海外向けに作品をアップしたいけど、どこがいいのかわからない
- 実績は少ないけど、これからどんどん発信を増やしていきたい
海外の仕事は日本にいてもできる



少しでも英語ができるならチャレンジすべき
絵は 言葉の壁を超えます。
それはとてつもないアドバンテージです。
日本語だけじゃなくて、少しでも英語で作品を発信することができるなら、絶対にチャレンジしてみてください。非言語の「絵」+ 英語という言語が合わさることで、さらに世界が広がることに驚きます。
だってですよ。単純に日本語が伝わるのは日本人の人口1億人に対して、英語だと世界共通言語だから21億人が見てくれることになるんですから!
Instagramをやっているなら、今すぐ英語のハッシュタグを追加してください。Now or Neverです!
英語圏で感じた可能性



わたしも全く英語が話せなかったです。
なのに、ある日思い立ったロンドン留学のおかげで、わたしの情報源は100倍になりました。
当時の滞在は1年弱と短期間ではあるものの、現地の学校やクラフトマーケットなどで実際に感じてきた空気は まぎれもなく現実です。
ロンドン滞在中に感じたことは、海外では個人で活動するアーティストが日本と比にならないほど多いし、全然特別なことじゃない。
特にわたしのように複業から始めるアーティストは、もんのすっっ・・・ごく多いと感じましたね。
どこに向けて発信するか?が大事
やっぱり、それはインターネットのおかげなのは間違いないです。
しかし、ただ作品をアップするだけではもったいないです!
「絵を依頼したい人」が見ているサイトへアップすることで、可能性はさらに高まります。
たとえ地方在住の複業アーティストでも、
「Webにアップしてたらロンドンの出版社から声がかかってイラストを依頼された」
と、希望を与えてくれる話を クラスメイトから聞きました!
この記事ではそういった実例アリのおすすめWebサイトをご紹介します
- 絵の仕事がしたい!海外の仕事がしたい!
- 海外向けに作品をアップしたいけど、どこがいいのかわからない
- 実績は少ないけど、これからどんどん発信を増やしていきたい
【経験談】 絵の仕事がしたい!ロンドンで参加したアートクラスで聞いた話
どうしたら絵の仕事ができるんだろう?
これは、ロンドン留学中 セントラルセントマーチンのアートクラスに参加してた頃の話。
「わたしも絵の仕事をしたいな」「どうしたら出来るんだろう?」と漠然と思っていた頃だった。
当時参加していたアートクラスは、ロンドン芸術大学の「ショートコース」と呼ばれていて、誰でも受けられるクラスだ。
7日間の短期集中講座もあれば、週1で数ヶ月通うような講座もある。
日本でいうとオープンカレッジみたいなシステム。
[kanren2 postid="2060"]
2018年8月~9月に2度めの留学!1週間の短期集中コースに参加してきました!
–>> すぐできる!1週間のロンドン短期留学


プロもアマも学生も、フラットな環境
クラスメイトにはすでにプロのイラストレーターとして活躍している人も居たし、
わたしのように「今後 絵の仕事をしたい」と思って画力アップのために参加している人も居た。



このショートコースのいいところは、肩書きや仕事のプロアマ度合いが違っても、お互いにそれを意識することはほとんど無い、ということ。
まだアマチュアだとしても引け目とかを感じるような雰囲気は全くなくて、
ただただ純粋に、お互いの絵のここが好き。ここがいいね。って言い合って、お互いのいいところを伸ばす感じだった。


6年前のセントラルセントマーチンズで受けた、Rogerのクラス。2回目の留学もこの先生に教わった。
みんなどうしてる?作品をアップするプラットフォームはどこ?
そんな感じで、とっても雰囲気もよく、プロもアマも関係なくいろんなタイプのアーティストと出会えるクラス。ある日、わたしたちはこんな話をしていた。
自分の作品を『どこの』プラットフォームにアップしようか?について。
“プラットフォーム” とは、インスタグラムとかピンタレストとか、そういうWeb上のサービスのこと。
いまや「絵」いう作品はWeb上に星の数ほどあるのだから、どこにアップするかはとっっても重要なのだ!
絵の仕事を「依頼したい人」はインスタグラムで探さない



単純に作品をWebにアップすると言っても、プラットフォームには以下の2種類がある。
- 自分のポートフォリオタイプ
- アーティスト向けの作品投稿プラットフォーム
残念ながら、①に当てはまるSNSや自分のホームページだと、絵の仕事を依頼したい人に届きにくい、というデメリットがある。
その違いについては別の記事で詳しく説明しているので、現時点で「?」な人はぜひ参考にしてください。
結論だけ言うと、残念ながら絵の仕事を「依頼したい」と思っている人はインスタグラムで探さないそうだ。
①に作品をアップしてSNSでファンを増やすことも大事だけど、絵の仕事がしたいなら②の方が届きやすい。
②は、仕事が欲しいアーティストと、アーティストを探している人をつなげてくれるWebサイトだからだ。



その中でも今回紹介するのが、こちら
- プロアマ関係なくだれでも投稿できるからハードルは高くない
- 日本にいても応募できる海外のWebサイト
絵 x 海外の仕事がしたい人向けWebサイト:Illustration Friday
【海外で聞いた話】 アマチュアからの成功ストーリー
前置きが長くなってしまったけど…(汗)
記事冒頭にも書いた、身近にあった成功実例がこれだ!
・・・・・
ロンドン芸術大学のショートコースで、毎週 新幹線で地方から通っていたクラスメイトがいた。
彼女は趣味で絵を描いていて、画力アップのためにクラスに参加したらしい。
ところが!
あるとき、みんなで作品講評をしているとき、突然先生に相談しだしたのが・・・
「出版社の人からイラストの仕事のオファーがきました。
今度打ち合わせすることになってしまって…どうしたらいいか分からない。」
という、なんとも嬉しい悲鳴!
話を聞いてみると、きっかけは「Illustration Friday」というWebサイトへ投稿した作品を見て、お声がかかったらしい!
・・・・・
どうやって投稿するの?
Illustration Fridayは、1週間ごとにお題が発表されるので、アーティストがお題に合った作品を投稿する、というサイト。
お題が発表されるのが毎週金曜日なので、Illustration Friday。
お題は単語ひとつだけ。
たとえば今週は「Blue」と発表されたら、自分の思うBlueのイラストを投稿すればいい。
スタイルも画材も自由だし、人でも動物でも景色でも、なにを描くかも全く制限はないのだ!
Blueは色かもしれないし、ブルーな気分かもしれない。
たったひとつの単語から広げるイマジネーションだったり、オリジナルの世界観をどう表現するか?
そこがアーティストの腕の見せどころなのだ!
残念ながら、Illustration Fridayは終了してしまったみたいで、リンクURLは削除しました。
]
絵 x 海外の仕事がしたい人向けWebサイト:THEY DRAW & COOK
こちらは、食べもの関連のイラスト投稿サイト!
リンク:https://www.theydrawandcook.com
レシピのイラスト、メニューイラスト、食べもの素材のイラスト、クリスマスディナーのイラストなどなど、とにかく食べ物関連ならOKなのだ。
作品は常に募集しているけど、オススメなのは期間限定の募集企画!
たまに出版社など企業とコラボした企画があって、イラストが採用されるとお金ももらえる。
募集を見逃さないために、THEY DRAW & COOKのメルマガに登録しておくのがオススメ。
絵 x 海外の仕事がしたい人向けWebサイト:THEY DRAW & TRAVEL
こちらはテーマは一貫してて、地図イラストの投稿サイト。
リンク:https://www.theydrawandtravel.com
世界中どこでもOKで、街をフューチャーして描かれた地図イラストが集まるWebサイト。
THEY DRAW & TRAVELの作品が素敵にキュレーションされた本もシリーズで出版されている。
本になって世界中に出版されるということは、それだけ可能性も広がるということ。シリーズは過去に4冊出版されている。



っと思ったら大間違い。



アーティストによってかなり作品の「色」が出るし、「地図」のとらえ方やイラストのコンセプトでオリジナリティが出せる!
例えばこのヨーロッパの有名画家の地図とか素敵すぎる!
地図の役割って、単に観光名所とかの位置情報を伝えるだけじゃないんだなぁ。とインスパイアされるWebサイトだ。
海外の仕事は、実績がなくてもどんどんチャレンジできる!
これはわたし個人の実感だけじゃなく、海外在住で活躍されてるクリエイターさんも言っていたことです。



ただ好きだから という感覚が、海外の方が圧倒的にある!ホントに。
日本よりも海外の方が経歴とか実績にこだわらずに、その作品が好きならば良し!なのは確実です。
もう1度言います、確実です!



とにかくチャレンジしやすい上記のサイト、自分の絵の方向性がマッチしてるのならやってみる価値アリです!
健闘を祈ります!
おまけ・実績が増えてきたら
ちなみに、紹介した2つのサイト以外にもBehanceという海外のサイトがあります。
が、今回の記事は初級編なので詳しく書きません。おまけとして。
これはもっとポートフォリオが充実していて、かつ公開可能な実績もガッツリある人向けなのかな〜
という印象をわたしは受けたんですよね。気になる人は調べて見てください^^
さらに、仕事用のホームページをつくりたい!って思ったら、ぜひこちらの記事を参考に。
わたしはWeb初心者ですが、なんとか自力でつくれましたよ〜!


おまけ・オススメの本
日本語タイトルはびみょうですが、翻訳される前の原題は「What’s your creative type?」です。
思うように結果が出ない時、「自分が何に向かっているのか?」「どうなりたいのか?」って考え出したら、
「・・・そもそもなんでアートの世界に居たいんだ?」ってとこまで深く落こんだこともありました。
あなたがもし、同じようなモヤモヤを抱えているのだとしたらぜひこの本をおすすめしたいです。