もっとやさしい世界にしたい。それってもう、生き方として。

徳島県神山町

2020/01/09

2020年。今年といわず、これから生涯をかけてやっていきたいこと。生きていくミッションのようなものがクリアになりました。

なので、正直な思いの丈を書き記します。



もっとやさしい世界にしたい

だから、もっと社会のためになることがしたい

 

以前、わたしが絵を描く理由。を文章にしたときより1歩進み、視界がクリアになった。

自己表現欲求よりもだれかのためという想いが強い。だって、どうせ生きていくなら、よき世界になって欲しいじゃない。

生きてく上で想うこと、願うことはただただ….

 

 

これに尽きる。調和したい。だれかに窮屈にシワ寄せがいくのではなく、優しく調和したい。

それは今SDGsから始まって大きなムーブメントとなっている「Ethical」「Sustainable」「Circular Economy」というキーワードたちと同じラインに在るものですね。

 

胸が晴れ、視界がクリアになったのは2019年の11月。

32歳、さいごの週末に徳島の山間部、とある町へ旅したことが大きく影響することになりました。

 

徳島の山間部、見知らぬ土地で感じたもの

それは直感だけで申し込んだ旅だった。

特別有名な観光地でもなく、だれも知らない土地への旅。

「ソーシャルイノベーターに会いに行く旅」と、なんだか横文字でカッコよく称されたツアー。

この不思議な旅の内容は、NHK徳島放送のWebサイトで動画が公開されているので、5分ちょっとの長さでサクッと分かりやすいので、よかったら覗いてみてくださいな。

↓以下ツイート内のリンクからも、2019年11月13日放送分までスクロールすると動画が再生可能です。

 

 

わたしのできることをやろう。と心に誓いのような気持ちがこみあげ、自分でもその輪郭をハッキリと捉えることができたのでした。

旅の中で出会えたたくさんの人たちや神山の透明な空気のおかげです。

 

これまでは「もっと世界をよくしようよ」と思っていても言いづらかった。

“マジメ” は煙たがられるし、口に出すのも少し照れくさいと感じてしまっていたんだなぁ。

それに、見つめている問題があまりに大きすぎて、自分では直接的になんの役にも立てないクセに… と萎縮していたのかもしれない。

 

だけど、自分のできることをやればいい。

だからこれからはもっとこの手の勉強をしていきたいし、知り得た情報はどんどん発信していこうと思います。

 

これからやりたいこと

わたしにできること。

絵を描くこと。ものづくりを経験したからこそ、その尊さや喜びを伝えること。

 

絵を描くことで、見た人にやさしい気持ちになって欲しいし、それが連鎖していってほしい。

 

なにかをつくり、なにかを与えることができるものづくり。

ものづくりが出来る、ささやかな場をつくりたい。

具体的には、こどもたちのためのArt Clubや海外でもある大人のCraft Clubのイメージ。

 

自分でものを作ることで、作り手を想像できる人を増やしたい。いつも作り手を想うことができる世界は、とてもやさしくなるはずだから。

 

Ethicalであること。作品を届けるときも

作品づくりに関しても、Ethicalである努力をする。

作品を届けるときの紙、注文する印刷サービスもしっかり選んでいきたい。

 

今のところ、FSC認証紙(適切に管理された森林と製造の国際基準)で絵に使える紙はいくつか探せたのだけど、できれば郵送のためには防水包装として使える生分解プラスチックも見つけたい。

世界で注目されているこのインドネシアの会社の素晴らしい技術。これが日本でも広まって使えるようになりたい。というか、なってくれ!

evowareの記事

Yuko

個人でもオーダーできる生分解性プラスチックの業者さんをもし知っている人がいたら是非教えてください!→インスタグラムのDMお待ちしています

 

Ethicalであること。個人的にも

いち個人としても、日々の暮らしが少しづつでもEthicalでありたい。

窮屈に感じるとつづかないので、できることを少しでもやるのが大切だと信じています。

 

気負わずにやってみよう。と思えるマインドはとても大切で。「はじめてのエシカル」という本にとても丁寧に書かれています。

わたしも今日買って読み始めたばかりで半分読んだだけでも、もうすでに強くオススメしたいです!

 

というのも、著者の方のエシカルに関心が高まったエピソードが、自分とモロ重なってしまい、スッと入ってきたのです。

元々はファッション好きだったり、バングラデシュの縫製工場事故に強く胸を痛めたことが書かれていて… それは、わたしの自身のアパレル業界で抱いた嫌悪感と同じなのではないかと。

 

実は今日、ビジネス用の贈り物を選びに出かけたので、フェアトレードアイテムを取り扱っているPEOPLE TREEに行ってきたところです。

だって、どうせ買うなら作り手にも買い手も贈る相手も しあわせなものがいい。

 

贈った方もEthicalに関心が強い方だったので、喜んでもらえて本当によかった。

 


 

以上が、2020年からのわたしの小さな宣言です。

よいことばかり書いているように見えるし、わたし自身まだまだ未熟な人間ですが、できることからコツコツとやっていきます。

どうかこれからも見守っていただけると嬉しいです。

Yuko
これからも絵描きオーハラユーコをどうぞよろしくお願いします!

オーハラユーコ

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