“絵描きのライフスケッチ” を書いてる人 – Yuko (ユーコ)

絵描き

– 略歴 –

1986年生まれ
服飾系専門学校卒。まじめにファッションデザイナーをしていたけど、辞めてフリーでの制作活動をし始めたら貧乏になった。

2012年 ロンドンへ留学
ただただ行ってみたかった。どんな仕事をするかより、どう生きてくかを考えるようになった。つまり人生観が一転。絵本が描きたい、子ども向けのお絵かき教室を開きたいという新しい夢もできた。
帰国後ひとまず会社員に(留学で貯金をはたいたから)。転職たくさんしたけど、絵は描きつづけていた

\29→30歳/
やっぱりもっと好きなことをしたいな と思って絵描き活動を本気でやってみよう!となる

2017年くらい〜 絵描き& 会社員のパラレルワーカー
昼はIT企業で働きつつ、少しづつ国内外でのクライアントワークや子ども向けのボランティア活動をしながら、作品制作に励んでいた期間。

2020年 コロナ禍に独立
活動報告のまとめはこちら

2023年 こども向けのアート教室をオープン
※絵描きの活動歴は長くなるので、気になる人はHPへ


心には、いつも喜びを抱いているように。
これが人生で最も大切なことなのだから。

ニーチェのことば

自己紹介

Yuko

はじめまして〜。活動内容の紹介ではなく、自分のことを少しお話してみますね。もし似てるとこがあれば、気が合いますねってことでSNSとかで絡んでみてください。

初代ゆとり世代です。「好きなことしかしたくないなぁ…」

わたしは1986年生まれ。

小学校の途中からかな?急に “個性” を重んじるゆとり教育が始まりました。

とはいえ、親や会社の先輩や上司は違っていて、わたしたちよりも圧倒的に上下関係とか慣習とかを大事にする世代。

今では「女性の幸せは結婚だけじゃない」って当たり前だけど、小さい頃のテレビの中や自分の親の考え方は違っていて、それなりに「女性はこうあるべき」が洗脳されてインストールされていました。

メディアでは安定した人生の “サンプル” や “成功モデル” とか、20代中盤くらいまでは “死ぬ気で努力しろ”、みたいな考え方が蔓延していました。

わたしたち初代ゆとり世代って、

「ひと世代前のコンサバな常識」と「個性を大事に!」という考え方の間に ぎゅ〜っと挟まれて生きている世代じゃないかな〜と思ってます。

自分だけの人生を生きたいけど、周りの期待も気にしてしまう。

そういう悩みで苦しんだ時期は多々あり、自分が一体何者なのか分からない。何度となく訪れる人生見直し期間。

結局いくら悩んでも、理想の人生って… まぁ正直言っちゃえば

Yuko

絵描いて、散歩して、本読んでぼーっとして、好きな時に寝たい。そんな暮らしがいいな〜

という感じ。何かを成し遂げたい!という野望より、ただ好きなことしたい。

本音って そんなもんじゃないですかね?

理想は、のびのびと自由で無重力な生活。

自然のある場所に住んで、3年くらい経ったらまた違う場所へ移りたいな〜。国が違っても楽しいな〜。

なんて妄想しだすと夢しかふくらまないですよね。

そんな妄想がわたしの原動力で、理想の未来の姿です。

やりたいことは、できる時にやっておこうか

ふと、フランスをひとり旅していた時に思ったんですけどね。

この街にわたしのことを知っている人は誰もいなくて、今この瞬間にフッと消えていなくなっても誰も気づかないし誰も困らないんだなぁ。

なんて思ったら、いつ死んでもおかしくないし、大して困らないんじゃないかって思う節があって。

そうしたらなぜか やりたいことはやれるうちにやっておこうかって気になって、そのまま今までやってきました。

日々の生活はものすごく面倒くさがりだし、常に後悔がない!とかじゃありません。

いつ死んでもおかしくないし世界は大して困らないなら、わたしが今からする事で失敗してもそんなに困らないよな。っていうテンションです。

ちなみに、”とりあえず” やってみる でいくと計画性が足りないのでそれなりに困ったり、なかなか面白いことになったりもしました。

たとえば….

いきなりフリーで制作活動。食べていけなかった

昔、とにかく自分の好きなものを作りたい!と思い立って、なんのアテも知識もないのにデザイナーを辞めて、フリーで制作活動を始めたら貧乏になりました。

オーダーメイドの服とかアクセサリーとか、お小遣い程度にしかなりません。

その上 引きこもって創作活動しかしていなかったので、そりゃ親は不安でしょうがないもので、、認めてはくれないですよね。

(当時は、かなり親と気まずくなってしまった)

「行ってみたい」だけで海外へ

「海外行ってみたいな〜」という気持ちだけで初めて飛び出したのは2008年のこと。

友達が留学していたニューヨークへ初めてひとりで飛行機に乗り、2週間の美術館ざんまいの旅へ。

そこでうっかり旅の途中で足をケガして病院へ。

松葉杖と一緒に帰ってきました。笑

さらに調子にのり、翌年。

英語ができないのにパリへひとり旅(もちろんツアーじゃなくて自分で)へも行きました。

うっかりバスで居眠りしちゃったり、変な人に声かけられたりしたけど、スリにもあわず、一応無事に帰ってこれました。

他にも、出張で中国、香港、韓国へ行かせてもらった経験なども積み重ねつつ、ガラケーからスマホになってインターネットが自由に使えるようになっていく時期を過ごしました。

当時、世界中と繋がる感動は令和の時代とは一味も二味も違って、さらに新しい選択肢を与えてくれました。

「住んでみたい」だけでロンドンへ

その時の海外旅は、自力で勉強したカタコト英語を力試しするような、「アドベンチャー感」がすっごく楽しかったです。

その興奮にすっかり味をしめたわたしは次に「死ぬまでに海外に住んでみたい!」の一心で、ロンドンへしばらく滞在することを決めました。

自分の人生が変わるような期待をふくらませながら…

ロンドン滞在中のトラブルのネタはね、いっくらでもありますよ〜〜〜。

今では笑い話だけど、ロンドンでは住む場所に本当に苦労しまして。。

闇物件を引き当てた結果 夜逃げしたり、滞在ビザに問題が発生して一時国外退去することになったり・・・

それはそれはトラブルが絶えなかったのです。笑

(当時、仲良くしていたイギリス人の友だちからは、「You are リアルファイター!」と呼ばれてた..)

おまけ

と、やりたいことは やれる時にとりあえずやっておこうって感じで。おかげで楽しく、それなりに失敗もしながら今も元気にやっています。

このブログでは、はずかしい失敗エピソードもぼちぼち載せていますので、特に海外で失敗したくない人はどうぞ笑いながら読んでみてください。


ここまで読んでいただき ありがとうございました〜

たま〜に弱音も吐きながらですが、絵を描きたいという気持ちに正直に、やりたいという気持ちに素直に日々を摘んでいこうと思います。

(わたしが絵を描く理由も素直に綴っていますので、こちらも読んでもらえると嬉しいです)

わたしと同じように、好きなことがありながらも進むべき道に悩んだり 未来の自分が見えなくなったりしてるだれにとって、少しでも気がラクになったり 元気になれるきっかけになれば、書いている意味もあるのかな、 報われるかな、なんて思いながらこのサイトを更新しています。

最後はわたしの好きな心理学者、アドラーのことばで終わります。


人間は 自分の人生を描く画家である

心理学者 アドラーのことば

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時系列で、いろいろあったエピソードはこちら

【30代】10年越しの夢が実現

【令和になる前に】 活動まとめ

【30歳になる前】 変わりたいと思った

【20代】 海外へ行く度に、人生観を揺さぶられた話

【高校生】 はじめての人生の選択