2019/07/07

最近「SNSに疲れた」と言ってやめる人も少なくないです。
わたしもたまに疲れるときがあります。
なぜかって?
情報収集や憧れでフォローした先輩クリエイターのツイートを見て、「それに比べて自分はなんてダメなんだろう」と落ち込んでしまったりするからです。
多かれ少なかれ、そういう沈んだ気分になる波がやって来ます。生理で体がキツくて動けないときはズドンと来ます。
これは精神的によくないのは頭では分かっているんです。が、気持ちは正直です。
さて。このマイナス現象をどうしたものか・・・?と考えました。
いくら落ち込んでも結局は、自分でヘルシーなマインドへと持っていかなければ。
人と比べて沈んでしまった気持ちを前向きに戻す方法。その答えが自分なりに出たので、シェアしたいと思います^^
落ち込んでしまう原因は?
まず、気持ちを冷静に深掘りしてみよう
なんで自分がこんなに落ち込んでどよーんとした気持ちになってしまうのか?
自分の幸せが分からない訳でも、不幸せと思っている訳でもない。
“成功と幸せはちがう” それはもう理解して消化できている自信はある。
→成功と幸せのちがいについてのエピソードはこちらの記事で紹介しています。
問題は、いまの自分と “成功” との距離だった
成し遂げたい成功には、まだまだ遠い。ずっと遠い気がする。いまの自分がとってもダメに感じてしまう。
なんで?
成し遂げたいけど成せてないことがある。
成し遂げられている人の生活がリアルタイムで届いてしまって、それを見て落ち込んでしまう。
「あぁ。自分はなんてダメなんだろう。」って。
比べるべきなのは他人じゃない
他人と比べるのは よくないことだ。
そんなの頭では分かっているけど、ありがちな言葉はいまは効かないから。もう少し考えてみよう。
じゃあ、自分の成し遂げたい “成功” ってなんだったっけ?

大きなクライアントワークをすることでもないし、たくさんのフォロワーさんを集めることでもないし、大きなイベントに出ることでもないし、有名なクリエイターになることでもない。
他の人がそれぞれの成功のために努力した時間や手にした結果に対して「すごいな〜」と尊敬することはあっても、他人の成功のカタチはあくまでその人の成功のカタチだ。
他人の成功のカタチと わたしが持ちたいと思っているものとは違う、ってことを忘れちゃいけない。
自分で発生させてしまったネガティブな気持ちに巻き込まれて、見えなくならないように注意しよう。
過去の自分を思い出してみる
過去のわたしはどんな成功にあこがれてただろう?
もし自分を恥じるとしたら… いまの自分を過去の自分が見たときに、少しでも成長できていない場合。
そんなことがあったら、自分でもとっても恥ずかしいことだ。
いまの自分は過去の自分が選んだ姿だから
いままで積み重ねてきた小さな選択のひとつひとつが、いまの自分をつくったのだ。
積み重なってできた いまの姿。それは過去の自分が選んだ姿。
思い出してみよう。過去の自分を。
まだ前に進めなかった頃の自分を。絵が描くことが好きってだけで二の足を踏んでいた自分を。
過去の自分があこがれた自分になれてる?少しでも近づけてる?

前に進んでゆくと、人って欲張りだからいつまでも満足しない。
進んでも進んでも、さらに前しか見えないから。
自分の前方に広がる景色と比べて、まだ持っていないことを恥じ、悔しがる。
でもちょっと後ろを振り返ると、同じように先の景色ばかり見て悔しがっている自分がいる。
過去の自分と比べたら、いまのわたしは確実に成長している。
・・・・
パラレルワークをしながら、絵のクライアントワークも現在進行中だ。
会社でも絵のスキルが役立つようになり、認められるようになってきた。
新しい作品もコツコツとつくりながら、まだまだこれからやりたい事はたくさんある。
マイペースに始めたこのブログだって、いまは月に17,000回も読まれるようになって、こっそりとDMで嬉しい感想ももらえるようになった。人の役にも立てているみたいだ。
過去にあこがれた自分像の100%ではなくても、近づいている部分に目を向けよう。
そしてまた少し先の未来では、いまの自分があこがれている自分になれているように、頑張ろう。
わたしは人と比べない。
いまの自分が “過去の自分があこがれる自分” でありたいし、わたしが目指すのはそこなのだ。
拙い文章をここまで読んでくれた方がいましたら、ありがとうございました。
こういう記事は自分のために、どこか言い聞かせながら書いている感じです。
何度も同じようなことで落ち込んでは前を向いての繰り返しです。
「一体同じことを何度くりかえし悩んでぐちぐち言っているんだ?」と思うかもしれません。
人生は3歩進んで2歩下がるんです。
教訓を忘れては思い出し、また前を向くんだと思います。
ここまで読み切ったということは、もしかしたらあなたもわたしと同じように少し自信を失くしていたり落ち込んでいたりしているのかもしれませんね。
昨日、オーストラリアの絵本作家 ショーン・タンのトークイベントへ行ってきたので、彼のことばをシェアします。わたしはとても好感がもてました。
描けなくなった時は休めばいい。
皿洗いをしたり、散歩をしたり、他のことをする。
“休みを取りなさい。休耕した畑は、立派な実りを与えてくれます”
という名言があるように。

気づけば、今日は七夕ですね。
今日願った自分の夢に、来年は少しでも近づけていますように。
と、恥ずかしながら格好つけてみます。
・・・・・
追記
思うように結果が出ない時、おススメの本があります。
自分のクリエイティブと向き合うとき、モヤモヤを抱えているのだとしたら、ぜひこの本をおすすめしたいです。
日本語のタイトルはびみょうですが、翻訳される前の原題は「What’s your creative type?」です。
どんなジャンルでも、表現者の琴線に触れるものがあると思う本です。
少しでも前に進むきっかけになれるよう、願っています。
やっと最近、自分なりのヘルシーな考え方を見つけましたのでシェアさせてください!