ありがたいことに、2020年の冬にANAが主催する アーティスト・イン・レジデンスという滞在型制作プログラムに参加することができました。
制作した作品の展示が2020年12月11日より、滞在していた長野県塩尻市の《えんぱーく》という会場で はじまっています。
アーティスト・イン・レジデンスとは
アーティスト・イン・レジデンス(英: Artist-in-residence program)は、各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のことである。
引用:wikipediaより
自然に近い環境で制作したい、と願っていたので、このプログラムに参加でき、本当にうれしく感じています。
アーティスト・イン・レジデンスというのは、参加者と地域の双方にうれしい点があります。
アーティストにとっては、制作環境の変化や滞在地でのインスピレーションを受けて作品制作ができることや、展示という作品発表の場があることがプラスとなり、アーティストを受け入れる地域にとっては地域活性化につながる!
ということで、国内外たくさんのプログラムが実施されているのです。
滞在地は長野県塩尻市
今回はANAが主催となり、長野県・鳥取県・広島県の3地域で同時に実施され、20名のアーティストがそれぞれの土地をめぐりました。その中でわたしが滞在したのは、長野県の塩尻市という地域で、松本市の南に位置し 中山道六十九次のひとつ だそうです。
まちが標高700mにあり、照らす光が美しく 空気が澄んでいて とても心地のいい場所でした。
長野県塩尻市へ滞在中の体験やインスピレーションを与えてくれたエピソードなど、語りはじめると濃厚すぎて大変なことになるので、それはまた別の記事にて。
まず、展示の概要をupdateです!
アーティスト・イン・レジデンス 展示概要
スケジュール
- 2020年12月11日(金) 〜 2021年2月7日(日)
- 平日:午前9時から午後7時
- 土曜日、日曜日、祝日:午前9時から午後5時
- 休館日:水曜
展示会場
えんぱーく 塩尻市市民交流センター3階
住所:⻑野県塩尻市大門一番町12−2JR
塩尻の会場は他にも平出博物館もあります。わたしが展示している《えんぱーく》には、計6名の作家の作品が集まっています。
作品について
自分のポリシーとして「エシカルにクリエイティブ」というテーマを掘り下げるとてもいい機会でした。
(エシカルにクリエイティブは自由研究と称して noteでも発信しています)
今回わたしは自然に寄り添った創作方法をもとめ、ものが形づくられ分解されるまでの間に介入し、副産物としてのアートに取組みました。
素材には廃棄物を活用し、塩尻市内のワイナリーから出たブドウの搾りかすで絵を描くことにトライ。木曽平沢の古民家から出た廃木材を支持体にしています。
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なかなか世の中の状況的に厳しい状態のため、簡単には「見に来てください」と言えないのは、作品をつくった身としては とても苦しい気持ちです。
その分、インターネットの恩恵を活用してSNSやブログを通して、どうやってブドウから絵を描いたのか?や それに至った制作の背景について発信していきますね!
自然に近い環境で得たもの、気付かされたこと、今も考えさせられていること…. たくさんありましたので、時間をとって思考を深めて書いていきます。
できればSNSのフォロー、noteやブログを追っていだけるとうれしいです。
よろしくお願いします。