「いつか海外の美術館に作品をのこしたい!」という野望をもつYuko (@uu_yu) です。
俗にいう成功は努力?それとも運なのかしら?
努力も運も、どっちも必要なのは分かるのよ。漠然とね。
そもそも「成功」ってことば自体、一般人としては漠然としていて、
あんまり身近な存在ではないイメージなんだよね。
でも漠然としてるからって、正体が分からないまま言い訳してるのもカッコ悪いので、
「成功」について向き合ってみたのだ。
その正体は何なのか? クリアにしたのが経済学。
経済学者か成功を分析した結果がこれなのであ〜る。
そもそも努力と運ってなに?
経済学だと、成功の原因を2種類に分けるらしい。
- 自分の力でどうにかなるものを内的要因
- 自分の力で以外のものが働いたとき、外的要因
つまり自分でする努力は「内的要因」、
自分ではどうにもならない運は「外的要因」ということになる。
具体的に!ピコ太郎がブレイクして成功した理由を分解してみる
では、わかりやすく誰もが知ってるPPAPのピコ太郎を例に、成功の理由を分解してみよう。
(これはオイコノミアという番組の中で紹介されてたことだよ!)
- 制作用の機材一式を全部自腹で買った
- 頑張って作ったネタ
- 本人の才能
- 動画発表の時期がよかった
学園祭の時期で、ネタが欲しい中高生の目にとまって話題になる
↓
ちょうど他に目立ったニュースがない時期で、ニュースに取り上げられる - ジャスティン・ビーバーの目にとまり、twitterで爆発的に広められた
努力がなければ成功するネタすら生まれない。
でも結局のところ、運が大きいように見えるけど・・・どうなるのかしら?
レースの優勝者は、約78%の確率で真の実力者ではない
アメリカの経済学者が行った実験から、こう主張していたのよ。
10万人のトーナメント戦を行ったら・・・を試してみた結果、
約78%の確率で、そのレースの優勝者は真の実力者ではない!という驚異的な結論となった。
つまり、別の人の方が実力は高かったのになぁ。ってこと。
競争相手が少なければ、本当の実力で勝負は決まる。
例えば、2人の同級生が走って競争した場合、大概は本来の実力通りの結果となる。
いつもの平均タイムが速い方が勝つ。
50mのタイム10秒弱のわたしが、いつも8秒台で走っているマル子ちゃんに勝てるわけがないのだ。
小学校の時は、運動会で結果のわかりきったレースに出るのがイヤで、
いくら全力で走ってもビリッケツなのが悔しくて泣いたもんだ。
競争率が高いほど、さいごは運が決め手になる!
では!
10万人が競い合う、国際マラソンレースならどうなるかしら?
ラストスパートで競り合う先頭集団にはたくさんの選手がいるよね。
さらに、1秒2秒を争うレベルに位置する選手だっている。
同じようなレベルの実力者たちがたくさんいるのだ。
優勝まで98%に近づいたところで、必死で走って食らいついている。
さいごに決める運とは?
同じようなレベルの集団から抜け出す2%の要因こそ、努力でも何でもない。
それこそ、外的要因の「運」なのだ!
当日天気が悪かった、風が追い風だった、という環境が原因だったり。
そのせいである選手は体調が悪かった、だったり。
自分の力だけではどうしようもない外的要因が決め手となった結果、
期待の優勝候補が脱落して、若手選手が優勝したりするのかもね。
この話を聞いて、今のネット社会って競争率がめちゃくちゃ高いレースなのかなって思った。
ネット社会のおかげで誰でもいろんな競争に簡単にエントリーできる。
そんなチャンスがたくさんある。
競争率がグーン!と高くなっている分、成功する確率は低くなって当然なのだ。
ただし、努力がなければ98%の位置までたどり着けない
努力した者が成功するとは限らない。しかし成功する者は皆努力している
ベートーベンの言葉
運の良し悪しのせいで、本当の実力順とは違う人が成功するなんて…..
なんだよ結局、運なのかよー!
って思ってふてくされてしまいがちだけど、よく考えてみたら大事なことがあるんだよね。
努力すらしなければ、98%の競り合い集団に入ることすら出来ないってこと。
たった2%の気まぐれで、つかめるかどうかも分からない「運」すら訪れることもない。
(余談)成功は努力だ!という説は、経済学的にはソンをする!?
余談だけど、経済学では「成功は努力だ!」という説が出回るのは、損失になるらしい。
成功者たちが口を揃えて「俺たちの成功は努力したからだ!」と言い張るということは、
同時に「成功してない人は努力が足りない」という考え方も表裏一体となのだ。
すると何が起こるかというと…. 税金・寄付が減ってしまう!
「自分の努力した結果なのになんで他の人のために払わなきゃいけないんだ〜〜」
という抵抗感から、「税金・寄付」が大幅に減ってしまうからだ。
税収が減れば、社会全体は貧しくなってしまう!
というわけで、経済学的には運が決め手だと言った方がメリットが潜んでいるのだね。
やさぐれないで努力し続けて、さいごに「運が良かった」と言いたい
成功まで98%のステージまでは努力して上がらなければいけないよね。
努力なくして幸運が舞い降りてくるステージには立てない。
やっとそのステージ上で、幸運がひらりと舞い降りてきた時に、成功をつかむことができる。
そんなことを学んだ経済学でした。
すぐに成功という結果が出なくても、やさぐれて言い訳して逃げたりしないように、
「成功は必ずしも実力・努力だけじゃない」と、心の余裕を持ちながら!
これからも前進あるのみ!
コツコツやっていれば結果はでる!
好きなことしようと決意して、最大限「自分」に投資した30歳をふり返ってみた!
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