2020/09/18

話題になっていたピーター・ドイグ展@国立近代美術館へ行ってきましたのでレポートです。
とにかく絵のサイズが大きい!!
巨大でカラフルでファンタジックな壁面を見つめているのは、とても心地よかったです。
いかんせん… 自粛ムードで今年は美術館に行けていなかったので、喜びも沁み渡りました。
文化的エネルギーのチャージです。
基本情報
展示場所:@東京国立近代美術館
展示会期:2020/02/26 ~ 2020/10/11
所要時間:1時間以内 +同チケットで2~4階の展示も観ることができる
入館料:一般は1700円※



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ピーター・ドイグ展の感想



とにかくキャンバスが大きかった。すべてが大きい作品だった。
時期によって作品の雰囲気はちがっていた中で、個人的に好きだったものは前半の作品群。森や海辺を描いたものたちだ。
展覧会のPRに使われているのもこの作品群。
油絵の厚塗りで、色をたくさん重ねていて存在感がたっぷりある。
そのマチエールは実際に目でみなければわからない。いい。めちゃくちゃいい!
色づかいとか、、、本当に好きだなぁと。
後半の雰囲気は変わる
前半のファンタジックで独特の雰囲気、たくさん色やメディウムをのせていた作品群に対して、後半はパキっとした色づかいのものが多くて、塗り方も大きく面で塗る感じになっていった。
1つの色の面積が大きい分、主張していくる感じがしました。
作品サイズは変わらずに大きいのだけれど、絵の具は薄塗りになっていた。
展示スペースの広さも十分で安心
やはりコロナのせいで気になってしまうのは密集度。
ピーター・ドイグ展のスペースは、鑑賞しながら歩けるスペースは広いです。
人とぶつかることもなく、安心して鑑賞することができました。
それに椅子も多めに配置してあるので、ゆっくり座って絵をながめたりもできるし、休める。よかったです。
同じチケットで2〜4階の展示も観れた
ピーター・ドイグ展のチケットで美術館の他の展示も観ることができます。
ピーター・ドイグは1階で、他の2〜4階も観れる◎
ラッキー♪ついでに観てみよう。と行ってみたら…. けっこうなボリュームでした!
でも、4階にある休憩スペースみたいなところがあって、大きいガラス窓から皇居を眺めることができる〜。
とてもやさしいスペース設計でありがたい♪
さいごに
かなりゆっくり鑑賞するタイプですが、ピーター・ドイグ展の所要時間は1時間以内でした。
1つ1つの作品が大きかったですからね。
あぁ。やはり美術館っていいですね〜。
ネットで画像は無数に観れるけども。
けどもね、直接観るのはぜんぜんちがう。
あのシンとした空間に身を置き、作品を見上げる。見つめる。癒される感覚がある。
芸術は昔も今も、必要なものなのだから。
軽やかな心を持っていないと自覚しているなら、
多くの知識に触れたり、多くの芸術に触れるようにしよう。
すると、わたしたちの心は徐々に軽やかさを持つようになっていくからだ。ニーチェの言葉