会話を楽しむのはテクニックではなかった!

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会話術の本を手に取るまでもないけど、実は・・・

本屋さんに行くと、会話術や話し方の本がビジネス書棚で目立っている。

なんだかやたら増えてないか?と思いながら、手に取るほど自分では必要だとは思っていなくて、本屋さんでぶらぶらする度にいつも横目に見てた。

 

人と話すのは苦手とは思ってないしさ。まあ初対面は苦手だけど。

 

友達と会うのは 1対1 派だな。でも大人数のグループでの会話はちょっとな・・・。

場が盛り上がるほど自分の発言するタイミングがよく分からなくなる。

たまに入ると、あれ?さっきの勢い落としちゃた?って思うことあるし。

 

 

もし少しでもこんな風に思っていたら、1冊覗いても見るのもアリかもよ?

 

わたしには必要ないと思ってた

それなりに人当たりよく、その一瞬をやり過ごす程度なら大丈夫だと思ってる。

実は初対面の人とか、知ってるけど明らかに自分と接点のなさそうな人と話すのはちょっと苦手。

こういう時のわたしの心の中は、ちょっとざわざわしてて、最悪の場合は内心早く終わらせたいと思ってることもある。

 

__心がざわざわしないで落ち着いて会話を楽しめたらいいのにな・・・

 

うれしいことに、最近新しいコミニティに加わる機会が多くなり始めたのでさ。

せっかく人と知り合えるなら、ざわざわしながらなんとなくその場をやり過ごすだけじゃなくて、また会いたいと思ったり、自分も思われる人になりたい

少し今までより「知り合える度合い」を深くしてみたいと思っていたのよね。

 

そんな気持ちがあったので、本屋さんでぶらぶら時間があったときに、

そういえば・・・。と思って手に取ったら結構良かったので、学んだことにわたしの意見も交えながら紹介しましょ。

会話は沈黙を埋めるためじゃない。相手と自分の気持ちに注目すると上手くいく!

 

これが1番のポイント!

まず重くとらえず、自分がどう話してたっけな?ってちょっと見直してみませう。

やりがちでNGなパターンを見ればスッと入ってくるよね。

 

まず、その場の沈黙や場を埋めようとした、焦って言ってしまう間違った質問や相槌!!

 

話を聞くときにはどうすれば会話が弾むのか?

それは相手が「したい話」ができたとき。それもできるだけ心地よく。

会話はラリーだから、聞いている側の相槌や、返してくる質問によっては話の焦点をずらされてしまう。

そうなると「したい話」ができない話す側の気持ちが盛り下がる。で、会話全体がしゅんとしてしまうのさ。

 

つまり相手が何を話したかったのか?

それが分かると心地いい返しができて会話が弾む!

 

 

例えば・・・

「週末に有名な表参道のXXXのお店に行ったんだー!」

→「へー、いいなあ。お店混んでた?」 

これがNGパターン!うわ。これ身に覚えがある。。。

 

この一言で彼女が話したかったその先の話を奪ってしまい、まずは店が混んでたかを答えなくちゃいけない。

もしかしたら、そこでモデルさんに遭遇した!とかそういう話をしたかったかもしれないのに。。。

それにこの質問だと、こちらが話の焦点にしたのは「お店の情報」

そうじゃなくて彼女の気持ちなど、内面に話のポイントを置くことを意識する方が相手のこともよく知れるしさ。

 

ということで、まずは心地のいい相槌を打って、相手にしたい話を続けてもらいましょ。

こんな感じで・・・→「いいなあ〜、あそこ人気だもんね〜!」とか「そうなんだ!前から行きたいって行ってたもんね」

 

 

自分の話をするときは・・・

自分がすごく楽しかった話を伝えたいのに、なんだか相手がつまらなそう?

もしかしたらそれは事実ばかり伝えているのが原因かも。

 

自分の気持ちをOpenにして、もっとパーソナルな部分を少し出しましょ。

 

例えば・・・

「連休に東北旅行に行ってきたんだよね。トレッキングでXXに行って、XXを食べたよ。」

これだと、どこに行ったかとか、何をしたかの事実の羅列で、「良かったね」程度で会話が盛り上がりづらい!

 

じゃあ自分のパーソナリティを出すってどういうこと?

旅行ではどういう行動パターンをするか。自分にはどういう癖があるか。などが1つあるだけでも、その人らしさが出て楽しいものになる。

会話の中でウケる出来事がそんなにいつも起こるわけじゃないし、いざ会話するときには覚えてない。

でも自分の習慣なら、これから日常生活でちょっとキーワードとして意識してみることで、普段の会話でも出てきやすいんじゃないかな。

 

そうするとこんな風につながるかも!

「旅行に行くとついついご飯をおかわりしちゃうもんで、3杯食べちゃったよ。」

「えー!そんな風に見えないのに、いつも我慢しているんですか?」

 

「旅行先でカメラに夢中になるもんだから、うっかり足を滑らせることが多くてさ。」

「大丈夫でしたか?どんな写真を撮るのが好きなんですか?」

 

食いしん坊な自分が出てきたり、カメラを通して何に興味があるかの話が出たりで、よりあなたらしさが伝わる

自分を知ってもらうのは嬉しく感じるし、そこに対して相手に反応してもらえることで話している自分も楽しくなる気がする!

 

 

興味のない話題を振られたら・・・

では、相手が話し始めた話題が全く興味の持てないことだったらどうすればいいの?

映画の話とかされたら、わたしの大好きなトピック!あれがいいよね、これがいいよねって会話に困ることはないと思ってる。

もし野球の話とか始められたら、、、ごめん、野球興味ないわ。

って内心思ってしまう。

 

そういうときも、野球ではなく相手に興味のポイントを向ければOK!

野球から話題は変えずに

「相手は野球のどんなところが好きなのか」とか、「観戦するときに外せないことは?」とか、パーソナルな部分を聞くようにする。

 

そうすることで、その会話が「興味のない野球を知る会話」で終わらず、「相手を知る会話」にできて価値のあるものになるのさ。

 

嫌われないように気を遣っている会話は、相手に伝わってしまう

最後に、これは気をつけようと1番思ったこと。

好かれたい、嫌われたくないと思って気を遣って発した言葉は、その不安な気持ちが相手に伝わってしまっているということ。

 

不安に思いながらする返しは伝わる。

 

自分のためにする会話ではなくて、その人を知ろうとする。

結局は自分の気持ちのもちようが大事だな。と。

 

いい人間関係のために会話がある

 

会話はテクニックでも、営業ツールでもない。

本の中で伝えていたのは、会話は人との関係を良くする手段であるということ

 

本で学んだことを意識し始めて、最初は緊張するかもしれない。

その緊張は今までのざわざわじゃなくて、きっとワクワクだから。

 

会話術を説く本は、テクニックを駆使して会話をマスターするようなイメージを持ってたので、手に取りたいと思えなかったし、自分には必要ないと思い込んでた。

でも試しに読んでよかったなと本当に思う。

 

*わたしが読んだ本はこちら。漫画なのですぐ読めます。

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