“チーズはどこへ消えた?” ロングセラー本から学ぶシンプルな考え方

2017.5.4

現在 絵描きと会社員のパラレルワーカーをしているYuko (@uu_yu) です。

あの大谷翔平選手も読んだロングセラー本とあって、
この「チーズはどこへ消えた?」のまとめ記事へのアクセスがジリジリと増えていた。

 

この本が17年ものロングセラーとなっている理由はきっと、

Yuko
あまりにもシンプルで誰にでも当てはまる大事なメッセージを伝えているからだと思う。

 

内容は人の幸せ」を「チーズ」に例えて、人生という迷路で起きたハプニングをショートストーリーにしたもの。

わたしはこの本を、こんなあなたへおすすめしたいのだ。

✔️こんな人におすすめ!

  • 働き方改革とか、AIとか。変化の多い時代だし、変わらなきゃ。とは思っている
  • 会社が変革期にあって、これからどうしようかな。と思っている
  • いま、自分の人生のターニングポイントにいる
  • ぶ暑い本はちょっと苦手だ

 

当てはまるけど忙しくて読む時間が無いぞ・・・

というあなたのために書いたまとめ記事!

この記事は3分で読めます。

今じゃなくてもよければブックマークして電車の中ででも読んでみてね。

 

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CONTENTS

「チーズはどこへ消えた?」って一体どんな本?

チーズはどこへ消えた?

テーマは「幸せ」について

ストーリーの中では、チーズが「幸せ」の例えとして表現されている。

人によって、チーズは家族だったり仕事のやりがいだったり、お金だったり…

だれにでも「幸せ」を連想するものに置き換えられるんじゃないかな?

3分でわかる!「チーズはどこへ消えた?」

それでは、ストーリーを覗いてみよう!

本能?論理?あなたはどっち派?

主人公は2匹のネズミと2人のこびと。

ネズミの思考は至ってシンプル、とにかく行動あるのみ!すぐ動く事が特徴だ。

その一方、こびとは物事を複雑に考えるのが特徴。検討して行動する。まさに人間そのものだ。

どちらもチーズ(幸せ)が人生の全てで、日々チーズのために暮らしていた。

チーズ(幸せ)を見つけよう!

そんな彼らが住んでいるのは大きな大きな迷路の中。
チーズを探してあっちへこっちへ・・・

ネズミはひたすら道という道を進む! 
行き止まりになれば引き返し、また別の道へ走る。それを単純にくり返していた。

対照的に、こびとは頭脳作戦!2人で作戦を立てながら進んでいった。

 

チーズ(幸せ)を見つけた!

ついに彼らは、大量なチーズがある大きな部屋を見つけたのだ!

おいしい山盛りのチーズにみんな飛び上がった。

 

それからというもの・・・

ネズミは毎朝、一目散にチーズの部屋へダッシュで向かい、
チーズの匂いをクンクン嗅ぎ、食べた。

一方、こびと達はそのうち寝坊するようになった。
ゆっくり余裕シャクシャクで、チーズの部屋へ向かうようになった。

なんてったって焦らなくとも山盛りのチーズがあるのだから。

 

チーズ(幸せ)は消えた。突然に・・・

その日は突然やってきた。

なんとチーズがいつもの部屋から消えていた!

 

ネズミはすぐさま捜索用のスニーカーを履き、 チーズ探しへ走り出した。

・・・

しばらく経って・・・

遅れて部屋へやって来たこびと達は、愕然とする。

 
昨日まであったはずの山盛りチーズが消えたなんて信じられず、呆然と立ち尽くした。

 

1人は怒り狂い、1人は悲しみに暮れた。

 

こびとの行動に思いあたるフシが・・・。
それでも時間は過ぎていく

Yuko
面白いのはここ!
状況が急変した時の、こびと2人の考え方。いかにも人間らしくない?

ただ時間は過ぎていった。

こびと達は、繰りかえしこんなことを言うばかりだった・・・

そんなはずはない、有り得ない
わたし達にこんなことが起こっていいはずがない

“大丈夫、きっと明日には元通りだ
しばらく状況を見てみよう”

“何でこんな事になったのか?原因を探らなければ”

なんで誰も教えてくれなかったんだ

“ぼくたちは何も悪くない
わたし達のチーズについて主張する権利がある

・・・

そういえばネズミたちがいない!

そんな事にもやっと気付く。

 

ところが、考え過ぎてストレスと空腹。余計に動けなくなっていくこびと達・・・

 

大事なものほど、しがみついてしまう

こびと達はそれでもまだ悶々として、こんな事ばかり考えていた。

“あのチーズが好きだったんだ
 あのチーズじゃなきゃダメだ

このままではダメと分かってはいるのだけど・・・

“この部屋から出たくない”

“チーズ探しはまた苦労する・・・”

迷路に出たらもっとよくない事が起こるかも

苦労しても見つからないかもしれない

新しいチーズは好きじゃないかもしれない

このままでは何も変わらないのは分かってても、恐くて動けずにいた。

 

勇気を出してとびだせ!

それでも1人は勇気を出した。このままじゃ破滅すると悟ったからだ。

一緒に行こう!

しかし、もう1人を何度説得しても出来なかった。

どうしてもこの部屋から出たくないのだと言う。

 

仕方ない・・・

1人は新しいチーズを探しに走り出した!

 

全然見つからないかもしれない。そりゃ怖いけれど。。。

 

大丈夫、前にも見つかったんだ。

そう勇気づける時、こびとはおいしいチーズを食べている自分を想像した。

 

探そうとした者が、得ることができる

ストーリーの最後には、こびとは新しいチーズの部屋にたどり着くことが出来た。 

そこには、先に探しに出たネズミ達もいた。

 

たどり着くまでが、とても人間らしくて印象的だったよ。

何度も「どうしよう・・・」って立ち止まる姿と、自分を奮い立たせるシーンが。

 

自分にとってのチーズは何だろう?すぐネズミみたいに走れるだろうか?

自分にとってのチーズは何かって置き換えると、 窮地に追いやられたこびとの気持ちがスッと入ってくる。

それは家族、恋人、友人関係、仕事、お金・・・人によって違うけど。

「人生における1番の幸せ」って大きなテーマじゃなくても、

例えば、明日急に会社が無くなったら?って想像すると、こびとの気持ちに思い当たる節があるのだ。

特に仕事関係だと、わたしは悪くないのにって結構思っちゃってたな。。

 

幸せの秘訣は変わること、そして冒険を楽しむこと

頭では分かってるけど怖い。でも不安と向き合えば進める

「変化を恐るな」なんて言われても、「そんなの分かっとるわ」ってね。

そんな耳にタコなことが書かれていてもロングセラーな理由は…

 

誰しも分かっているのにも関わらず、変わらない自分自身がどっかにいる。

そして変わるために背中を押してほしいから。

 

Yuko
日常のもろもろの事でうやむやにして、 めんどくさくて尻は重くなってしまうもの。
 

このフレーズが刺さった!

本の中でたくさんあるフレーズのなかで、わたしにはこの一言が効いたよ。

もしこの恐れる気持ちがなかったとしたら、
どうするだろう?

「チーズはどこへ消えた?」より

 

なにかを選択するときは確かに恐い。

だけどもし、この感情がなかったとしたら?わたしは一体何を選ぶだろう?

変わりつづけてパラレルワーカー

そういえば、わたしも子どもの頃から夢だったデザイナーを辞めるときは、一大決心だったなぁ。

一度フリーで活動して挫折もしたし、転職は3回もしたし・・・

周りの視線はイタかったし、「よくそんなにコロコロと変えるね」と呆れられたりもした。

 

それでも、おかげで今は絵描きの活動しながら会社員も両立できてるわけなので、

ここまで変えてきて良かったなって思えるのだ。

 

長文のお付き合い、ありがとうでござい!

 

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