2018/5/12
絵描きと会社員のパラレルワーカーをしているYukoです。
ちょっとの間、サイトの更新が滞ってました。
それはちょっとだけ… いや、結構 自分の中で悶々とする時間だったからなのです。
仕事でなんとなく行き詰まったり、やりきった感の後に気持ちが宙ぶらりんになってしまったり・・・
ただただ 落ち込んでしまう時期ってだれにでもありますよね?
それは「自分メンテナンス」が必要ですよ。って自分の内側が発しているサインなのだとわたしは悟りました。
人は一旦落ち込みはじめると、そのまま負のサイクルに入りがちなので、落ち込んでいる時にポジティブ側にレスキューする!わたしなりの方法をシェアしたいと思います。
「自分メンテナンス」は心のバランスを整えること
だれでも落ち込むし、必要な時間
ただただ気持ちが沈んでしまう。
わたしも定期的にそういうネガティブな波がくるので、「あ。また来たか」って感じで受け止めつつ、ポジティブ側に戻ってくるきっかけを探すことにしてます。
女性は特に、1か月のサイクルの中でフルパワーで活動できる時期と、生理とか体調の都合で気持ちまでうずくまってしまう時期があるんですよね。
出来ないときは自己否定しがち
まず認識しなきゃいけないことが、「自分メンテナンス」は丁寧にしてあげないと、やりたかったこと・やるべきことを出来てない自分に自己嫌悪しがち、ということ。
わたしの場合だと、今週はSNSに公開できるような作品ができなかった…
目標の更新サイクルでサイトをアップできなかった…
行きたかったデッサン会に参加出来なかった…
って時に、「体調を言い訳にして自分に負けてしまった・・・」と、落ち込みます。
生理痛のときはホント貧血状態になるし、体が動かないのだから仕方がないことなのに。。
会社員の時間が忙しすぎて消耗状態がつづくと、負の考えが顔を出してきて。。「人生これでいいのか?」なーんてとこまで自分に対してネガティブな問いの沼に沈みます。
あ、このパターン来た。と認識するところからはじめましょう。
自分メンテナンスのためには、自分ばかり見るのをやめること!
ここからは、ラッセルの “幸福論” でポジティブなサイクルを取り戻しましょう!
自己否定=自己没頭
ラッセルいわく、自分を見ることをやめましょう、ということです。
自分メンテナンスって言うくせに、自分を見ないって矛盾してない?
と思うかもしれないけど、自己否定したり自己嫌悪したりするのって、実はそれだけ “自分” にばかり気を取られている証拠なのです。
ダメな自分、出来ない自分… と感じる自己否定感。
意識が自分ばかりへ向いている。
掘り下げてみると、その行動の裏にはこんなキャラクターが隠されているそうで。
- ホントはこんだけ出来るはずの自分なのに….という誇大妄想
- 不幸自慢のナルシシズム
- 罪の意識に取り憑かれていて抜け出せない
きっつ…
なんか、落ち込んでる人にはけっこうキツイ話じゃない?って思いますよね〜
あるある、自己没頭キャラ
けっこう辛辣だけど、これがラッセルの幸福論。
でも上に書いた自己否定キャラって実際にはかなりあるあるで、自分自身にも心当たりあるんですよね。
※もちろんすべての人に当てはまるわけじゃない!
理想や野望が大きすぎて一生満足できない人、とか、不眠症の人はいつも寝れないことを自慢するように話している…
いわゆる不幸自慢屋さんも当てはまるかと。
わたしの場合思い当たったのは、自分のやりたいことにのめり込み過ぎて勝手に自分で落ち込んでるので(それも時には必要だけど)、まあ世話ぁない・・・
そういう時は自分の(やりたい)ことはちょいと置いといて、家族とか友だちとか好きな人とか、周りの人と関わる時間をゆっくり持つべきだな〜、と思い直すようになりました。
自分のここが… 自分のあれが…って自分ばかり見るのをやめましょう。もっと外に目を向けましょう!
というのが、ラッセル自身も実践した、“しあわせになる方法” だったのです。
自分メンテナンスは、心の断捨離
ラッセルの3つの方法
考えがぐちゃぐちゃしたり、悶々としてしまう時はすなわち!
やりたいこと、好きなこと、やらなくちゃいけないこと、やりたくないけど必要なこと…などなどがゴチャ混ぜのカオス!パンパンに詰まっている状態とも言えますね。
もしかしたら、自分の内側を整理できてない状態なのかもしれない。
積もりつもったTO DOリストと、何かをやりたい気持ちがごちゃごちゃになっているなら、すぱっ!と断捨離して、心のバランスを整えることに切り替えましょう!
ラッセルの幸福論では、しあわせになるための方法として以下の3つのステップが紹介されていましたが、今回の記事では①つめの具体的なわたしの事例をシェアしました。
- 自分に無関心になること。注意を外側のものや人に向けること。
- 自分が1番望んでいるものは何か?を発見して、少しづつ獲得していくこと。
- 望んでいても「本質的に獲得不可能なもの」のいくつかは、上手に捨ててしまうこと。
②や③についても、①のステップを踏んでから肩の力を抜いてじっくり考えてみるといいかもしれません。
力を抜いて考えた方が、シャカリキにもがいていた時よりも案外 前に進んでいけるものです!
わたしの場合、絵も描けてるし、毎日寝れてるし、自分の大切な人は元気だし、って気付いたら、なんだか元気が出てきたのでポジティブ側の自分に戻ってこれました。
おまけ・ラッセルの “幸福論” について
今回紹介したラッセルの “幸福論” は超有名で、世界三大幸福論と言われているうちの1つです。
この記事をここまで読んでくれたということは、関連記事もぜひおすすめしたいです。
現代の「しあわせ」の定義についての、ゆるてつがく記事。今日は疲れた〜って状態なら、ぜひブックマークして後日読んでみてくださいな。
最後にラッセルのことばを引用して、おしまい!
意識的な精神と無意識的な精神とをうまく調整できないとき、
自我の中に分裂が生じる。
ラッセルの“幸福論” より