人との違いを比べてしまうのがツライとき、ちょっと気が楽になる数字の話

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日常に蔓延してるカテゴライズにはうんざり

人と人を区別する、説明するような形容詞の “ラベル” は今、たくさんあるんじゃないかしら?

それぞれの経歴や、属しているもの、
趣味志向の違いによってカテゴリー分けされて、
今のわたしたち一人一人には勝手にたくさんのラベルが付きまとっている。

日本人。男、女。色白、イケメン、美人さん
とか明らかな属性や外見の他にも
大卒。中卒。OO会社の営業。美容師さん、
OOのアルバイト、ニート。とかの社会的なラベル。

そういうプロフィール上の項目の他にも、
今はたくさんの内面を示すような言葉もラベル化している気がする。

 

マンガアニメ愛が強い人、「オタク」
空気が読めない人、「KY」
向上心が人一倍強い人、「意識高い系」
女性らしい外見に気を配って、女性らしい趣味を持つ「キラキラ女子」

とかとか。

 

あー、そういうのなんだか疲れた!

 

何だか気がつかないうちに、自分にくっ付けられているたくさんのラベルを自分自身が意識してしまって、身体が重く感じて疲れてる・・・。

 

そもそもこういうラベルってどんどん増えている気がするし、

人をカテゴライズしたり、グループ分けして線引きをする風潮がここ最近激しいなと思う。

平和問題でも民族や宗教のグルーピングをあてがって、もっと奥にある問題を見ようとしてないんじゃないかな。

これは何かを語るのにとっても簡単な方法だから、きっと止められない。

そういうの嫌だな。

 

ヒトは175冊でできている

 

結論、ヒトの違いを作るものなんて数字ではちっぽけなもんよ。

だからこの違いは気にしなくていいのさ。

TEDの遺伝子学の話を聞いたら、なーーんてちっぽけな違いを気にしていたんだろうって

吹き出しちゃうよ。

 

ヒトを分解してみる

まず説明されたのは、ヒトを原子情報に還元した場合。
水素とか炭素とかね。

それをUSBメモリに保存すると、、

タイタニックをUSBでいっぱいにして x 2,000 隻分!!

 

ほ〜。
妊婦さんのお腹にはこの膨大な情報量が詰め込まれてるね。笑

 

そして遺伝子情報でいうと、ヒトを作るにはおよそ30億文字。

ヒトの遺伝子はATGCの4文字の組み合わせによって成り立っている。

それを30億文字分で、ヒト1人分。

 

ヒトを本にしてみる

30億文字分って言われてもピンとこないだろうということで、TEDプレゼンターのリッカルド・サバティーニ氏はその全てを印刷して本にして見せてくれた。

ステージいっぱいの本。

その名も “The Human Code”
(タイトル格好いいぞ。)

総ページ数なんと 26万2,000ページ

はてさて、そのうち個人によって違う情報量はどれくらいなのか・・・

 

 

たったの500ページ。

 

 

175冊のうち、1/2冊分にも満たない

それ以外は、ヒトみーんなが同じく持っている情報だってさ。

 

大した違いじゃないよ!と彼も言ってて

ちっさいこといちいち比べなくていいって気がしてくるわよ。

 

TEDおもしろいから大好き。

 

こちらが本編→

出典:TED

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