留学中に起こった悲劇を乗り越えるべく、
「ビザを変える」というミッションをかかえ、
ロンドンからパリへ旅立った週末。
本当に大丈夫かな…
出国するまでは本当にハラハラして落ち着かなかった。
しかーし!
ユーロスターに乗り込み、
ひとたびパリに入ってしまえば気分は一転!
パリの魔法にかかってしまうのだ。
すっかりルンルン気分の旅路。
2度目のパリ女一人旅だ。
そのなかで立ち寄った、アーティストなら絶対行くべき!
- 食事のクオリティに満足
- 親切なギャルソンがいる
- パリらしい素敵な空間
と、超オススメの素敵なカフェを紹介するよ。
歴史的アーティストたちが集まる モンパルナス
芸術の都パリの中でも・・・
モンパルナスはアーティストたちの溜まり場だった。
その勢いの絶頂期は20世紀前半、エコール・ド・パリの時代。
映画「ミッドナイト・イン・パリ」の中でも
“1920年代こそパリ黄金期” と豪語する主人公が、タイムスリップするほど愛した時代だ。
モンパルナスには数多くの歴史的アーティストたちが世界中から集まった。
モンパルナスってどこ?
地図でいうとセーヌ川の南側のサンジェルマンよりさらに南。
特にヴァヴァン通り交差点周辺のカフェ!
ピカソやモディリアーニなどの画家はもちろん、
へミングウェイ、ジャン・コクトーなど作家、
サルトルなどの哲学者・・・
とにかくジャンルを問わずに
多くの芸術家たちがカフェに集まりって
夜通し語り合ったんだって。
実際に行ったのはここ!LE DOME
LE DOME はモンパルナスでも超有名カフェ!
ちなみに「カフェ」といっても
ただのお茶するとこだと思うなかれ。
日本でいうそれと違う。
いかにもな黒いエプロンを巻いたギャルソンたちがサービスしてくれるリッチな空間。
それなりのお値段するレストランだったよ。
(テキトーなビストロへ行くより、ここのが間違いない!)
一人でドキドキしながら入ると、
ベテランっぽいムッシュが迎えてくれた。
そして店内に飾られた
たくさんの有名芸術家たちの顔写真が目に飛びこんできた。
“ここにモディリアーニも居たのか・・・”
もう感動と妄想に浸るしかないでしょう!
映画「ミッドナイト・イン・パリ」のシーンが重なるん。
20年代のパリの世界観。
その中で食べた食事の
まあ美味しいことおいしいこと!
溶ろけてしまった・・・
どうやって注文すればいい?
貧乏旅なので、(恥ずかしながら)
“わたくしあまりお腹すいてませんの”
と、かましながらオーダーを・・・
いや、嘘です。
正直にギャルソンのムッシュに伝えてみた。
“あまりお金ないの。
けどわたしも絵を描くから・・・
アーティスト達の通ったこのお店に絶対来たかったの。”
そしたらムッシュは親切に
わたしにちょうどいいメニューを教えてくれたのだ。
(やっぱりアーティストに優しいのか?)
それが一皿がこの絶品シーフード!
&白ワイン。
バターの風味がきいてて、本当においしかったな〜
“パンはおかわり自由だよ”
ってウインクしてくれたので、ありがた〜くお代わりした。
そして最後にデザート一皿でフィニッシュ。
素敵な空間の中で
パリのマダムたちを観察しながらのランチタイム。
LE DOMEを満喫できて最高の気分になれた。
お金はなくともね!
あの素敵空間を思い出したら絵を描きたくなってきたので、
つづきはまた今度にしよ。