ウィーンといえば、グスタフ・クリムト
ウィーン女ひとり旅で美術館巡りをしてきたのでオススメをご紹介します
不思議な引力で惹きつけられる、中毒性のあるクリムトの絵。
2012年は、クリムト生誕150年のクリムト・アニバーサリー・イヤーでした!
そのタイミングで運よくロンドン留学してたわたしは、
「こりゃウィーンに行くっきゃない!」と迷いなくひとり旅を決行。
ロンドン発2泊3日、ウィーン女ひとり旅で、思いっきりクリムト漬けの旅を楽しんできましたー!
当時ウィーンで見たクリムト作品は、数年たった今でも目に焼き付いています。
この記事では、クリムト好きのためのウィーン オススメ美術館5つをご紹介します♪
「時間の限りもあるし、全部周るのはキビシイ。」という人が、絶対に行きたい場所をしぼりこみたい!旅のプラン作りに役立てればうれしいです!
現地でWeb検索すると、位置情報を認識するのでドイツ語のページになって、言語を英語に直したりして、、、えっと、行き方はどこから見るんだ?ってなります。
そして、建物の呼び名が複数あって混乱しやすい!ので注意です。わたしもなりました。。。
現地で手間&海外での通信データ消費は困ってしまうので〜!
この記事では、美術館の公式HPとアクセス情報のリンクをまとめています。
もし内容が気に入れば、ブックマークしておくことをオススメします!
ウィーンのオススメ美術館5選!
ベルヴェデーレ宮殿 オーストリアギャラリー/ Osterreichische Galerie Belvedere
まず外せない!クリムトの “あの” 超有名な代表作に会いに行くならここ!
ベルヴェデーレ宮殿は、お庭も建物の門も美しく「あぁ・・・ヨーロッパに来たなぁ〜♡」と思いっきり実感できる世界。
そして。クリムト好きならば、ここにある代表作の “接吻” は見ておくべきでしょう!
【MUST-SEE!】おすすめクリムト作品 “接吻”
なんとも惚れ惚れ・・・・リビドーたっぷりの作品だ〜
クリムトの “接吻” があるのは、ウィーン市街地にある宮殿、ベルヴェデーレ宮殿の中にある美術館。
同じ建物を指していても、日本語のガイドブックによっては「ベルヴェデーレ上宮」と呼ばれてる場合もあるので注意!同じ美術館です!
レオポルト美術館 / LEOPOLD MUSEUM
ウィーンの美術館巡りのオススメはクリムトだけでなく、エゴン・シーレの作品も超充実!
ベルヴェデーレ宮殿から3km以内の距離にあるのが、レオポルト美術館。
このレオポルト美術館のあるエリアには大きな広場があります。
他の美術館や季節ごとのイベントも広場で集中してやっているので、一箇所でたくさん楽しみたい、時間のない人にオススメです!
【MUST-SEE!】おすすめクリムト作品 “生と死”
ちょっと矛盾しますが、出来ることならこの美術館にはゆ〜っくり時間をとっておくことをオススメします。
だって、並んでいる作品群がクリムト好きのあなたの好みにドンピシャの美術館だと思うから!
ウィーン芸術の世界に、ど〜〜っぷり浸れる美術館です。
場所はアート施設の集合基地のようなエリア、ミュージアム・クオーター(通称MQ)にあります。
わたしが行ったクリスマス前の時期は、広場に露店(ポップアップショップやコーヒーショップ、ホットワインのバーなど)がたくさん出ていて、とっても賑やかでした♪
美術館の壁には、プロジェクションマッピングでライトアップされていたり、とにかく外国ならではの雰囲気が楽しかったです〜!
セセッシオン / secession
クリムトの超大作の壁画 “ベートーヴェン・フリース” はここで必ず観るべし!
重厚なウィーン芸術の中でも、この美術館ではコンテンポラリーアートが鑑賞できます。
19世紀末に起こった芸術革新運動、セセッション。
簡単に言えば、その当時の芸術革新運動を象徴する、ある特定時期に特化した展示施設です。
【MUST-SEE!】おすすめクリムト作品 “ベートーヴェン・フリース”
ベートーヴェンの交響曲第9から描いた超大作、クリムトの壁画 “ベートーヴェン・フリース”。
クリムトの壁画が描かれているのがここ、セセッションです。
ウィーンに来たなら、絶対に絶対に観てください!
静寂した建物の奥へ奥へと進み、自分の足音だけを響かせて、
巨大なコンクリートの空間の中に抜けて、実物をみると・・・トリハダが立ちました!
ここは※写真撮影は禁止※ でした
クリムトたちが起こした芸術革新運動とは?
時代には芸術を、芸術には自由を
19世紀末、クリムトをはじめとする先進的なアーティストたちが起こした芸術革新運動。
当時の保守的な芸術団体から脱退し「分離派」を結成した。
「時代には芸術を、芸術には自由を」という、このカッコいい名言は分離派のモットーで、美術館の入り口に書かれています。
現地へ行ったらぜひその目で確かめてみてください。
わたしが行った時の展示作品も、先進的なコンテンポラリー・アートが多かったです。
ちなみに、この美術館も別名があるので気をつけたいところ。
日本語のガイドブックによっては「分離派会館」とも呼ばれているので混乱しないように注意です。
ウィーン美術史博物館 / Kunsthistorisches Museum
ここのMuseum Cafeが超オススメ!品格があってクオリティも高い!
いくつかあるウィーン市内の美術館のなかでも、重厚で伝統的な美術作品が多いのがこの美術館。
クリムト作品だと、初期の保守的なものが観ることができるので、画風の違いを楽しむのもいいかと思います。
このウィーン美術史博物館のミュージアムカフェは雰囲気もメニューも品があるけど入りやすいので、美術館めぐりの休憩・ランチにも、かなりオススメできます!
詳しく書いた記事は以下なので、気になる方はぜひ。
【MUST-SEE!】おすすめクリムト作品 階段ホールの壁画・天井画
繊細で溶け合うような色の重なりが、本当に美しかったです。
通常は下の方から見上げるので、ちょっと遠くて首も痛くなりますが・・・
わたしが訪れた時は、クリムト生誕150年のKlimt Yearだったので、特別にKlimt Bridgeという高い足場が設置されていて、近くで見れるようになっていましたよ!
Klimt Year最高〜♪
はい!ここでも呼び名の違いに注意です!
この美術館は 通称 : KHM。
現地だと、道案内も地図上も、やたらとアルファベットで略されているので注意してください!
美術館へ行く時は、KHMと書かれた看板を目指せばOKです。
オーストリア演劇博物館 / Oesterreichische Theatermuseum
この作品には会えるかは運次第・・・?
MUST-SEE!おすすめクリムト作品 “裸の真実”
Klimt Yearですからね!わたしはラッキーにも出会えました!!
美術館の暗〜〜い奥の一室に展示されているのがクリムトの “Nude Veritas (裸の真実)” 。
この作品はなんとも神聖なムードです。素敵すぎて・・・ため息。
他にも縦長の巨大な作品を多く観ることができました。
この美術館の通常の展示物のラインナップは、演劇の舞台模型などでした。
美術館の名前はドイツ語?英語? かなり混乱・・・
ちなみにこのウィーンひとり旅で困ったのが1つ。
それは建物の表示名が複数あって混乱したこと!
まずはガイドブックとか旅情報サイトで日本語で行きたいところの名前を覚えたり、調べたりします。
しかし、美術館名を日本語訳が、なぜかウェブサイトによって違う言い方をしているで混乱します。
例:セセッシオン、分離派会館
世界共通語である英語で美術館名を調べておいても、現地で地図(看板)を見るとドイツ語なのです。
しかも、地図や道案内は、ドイツ語を省略した表記でさらに混乱する!!(涙)
例:KLM
現地で混乱がつづき、これは一体ドイツ語なのか?英語なのか?
同じアルファベットだからこそ、本当わかりづらかったのです・・・^^;
人に聞いても発音するドイツ語名がわからんし、英語もドイツ訛りがかなりムズカシイ。
なので絶対にココに行きたい!という美術館は、入念に事前チェックすることをオススメします!
絶対に行きたい美術館情報はブックマークにしておくことをオススメします!
本当に現地での混乱に時間を使うのはもったいないので!
この記事では、美術館の公式HPとアクセス情報のリンクをまとめています。
アート天国 ウィーンへ Let’s GO!
美術館へのアクセスが抜群で、こんなに美術館巡りしやすい街はない!
とにかく、ウィーンは街の中心地に美術館がたっっくさん集まっています。
アート好きにとって、こんなに美術館巡りがしやすい街はないのでは?ってくらいです。
あ!わたしと同じくひとり旅を予定してる方には、もう1つだけお伝えしたいです!!
「アート三昧に予算を使いたいからホテルじゃなくて安宿♪」
なぁーんて予定しているのなら、、、気を付けてください。笑
わたしのウィーンひとり旅では、こんな安宿のトラブルもあったんですよ・・・
ウィーン旅のこぼれ話として、よかったら読んでみてください。
まあ、旅にトラブルはつきものですが、準備を万端にすれば大丈夫!こわくない!
ウィーンの美術館巡りを楽しんでくださいね♪