処方せんのTED:心の応急てあて
“心とからだは双子のようなもの”
双子の兄をもつ心理学者Guy Winchさんはこう語った。
たしかにからだへのケアに関する情報は、本当にたくさんある。
食べ物に気をつかうオーガニック食材の選び方とかマクロビとか流行ってるよね。
だれもが多かれ少なかれ、なんらかの健康法を実践してるんじゃないかな。
わたしもヨガを続けたり、ウインナーとか添加物の多い加工食品を控えたりするようになったな。
“Quality of Life.”
時代が体に心地よい生活を求めている。
こういった体へのケアと同じように心のケアに注目するべきだとガイさんは言っているよ。
心のケアのやり方を知っている人は少ない。
まずは、セラピーとか精神科でスペシャリストにしてもらう処置より前のステップの話。
ちょっとした切り傷では病院にいかないのと同じで、
自分でばんそうこうが出来るようになる、それくらいでいいらしいよ。
だいじなのは放っておかずに応急手当てをすること。
心が傷ついたときに、思い込みだと言って
(もしくはだれかにそれは気のせいだと言われて)
放っておくと知らない間に負の思考スパイラルが心の中でのさばってしまうもんだ。
骨折している人に対して、
「それは気のせいだよ、歩いてみなよ」
なんて言わないでしょ? と
ガイさんはユーモラスに言って会場を笑わせていたよ。
心のケアが必要なキズとは?
※ちょっとアレンジを加えての紹介ということで。
すり傷のような孤独
孤独の悪影響で、現実をとらえるのに自分で歪めてしまうことすらある。
振り返るとわたしもそういった覚えがあるよ。
他者に大切にされていないと、実際よりも強く信じこんでしまうんだ・・・
とガイさん自身も過去体験を話しながら指摘している。
孤独な気持ちをかかえることは、からだの健康にも影響すると証明されている。
実際にからだの免疫機能を低下させてしまう。
慢性的な孤独感情をいただいている人は、なんと14%も死の可能性が高まるそう。
その害は喫煙者と同じ、もしくはそれ以上の影響だってさ。
からだと違って心の免疫力の低下は目に見えない。
孤独を感じたときは、心のケアが必要なサインだと思ってみましょ。
きり傷のような失敗
ひとつの失敗体験が、それ以降のチャレンジのやる気を失わせる。
でも、二度めのチャレンジをする人としない人の違いは
失敗体験のとらえ方で、その人の能力とは関係がない。
とガイさんは子どもを対象に行った実験を例にして話している。
失敗に対する勇気づけの語り方がステキなので、ぜひ動画を見てもらえるとうれしいわ。
とくに大人は!
失敗の原因を自分の短所の中にみつけて、頭の中で自分を責めてしまう。
そうして、すでに傷ついた自尊心をさらに自分自身で傷つけている。
きり傷から血が出ているのに、さらに自分で傷つける?
体のケアだったらそんなことしない。
__わたしのスタイルが悪くて話がおもしろくなかったからフラれたんだ・・
と自分で傷口に塩をぬるのはやめましょ。
自分をいちばんの親友のようにケアしよう!
とガイさんは勧めているよ。
Protect Your Self-Esteem.
自尊心を守ってあげましょう
一番やっかいな、負の思考スパイラル
もっともタチが悪く、よく起こってしまうのが “Rumination”= 反すう思考。
つまり、いやなことを繰り返し思い出して頭の中でリピートしてしまうこと。
これを断ち切る方法は簡単。
たった2分間でいい。
2分間、負の思考が中断されれば、負のスパイラルが解消されるという。
では、嫌なことを考えだしてしまった時、2分間できることって?
・走る
これはわたしには難しい。
走りながらも考えちゃうんです・・
・映画をみる
動画をみるでもいいんじゃないか
・携帯ゲーム
かんたんなパズルゲームとかね。
数独はかなり没入感が高い!
とにかく何でもいいので2分間できる没入できること!
心理学者ガイさんのTEDプレゼンテーション動画はこちら
日本語字幕付きだよ。
あとがき
このプレゼンは、なんだかガイさんのやさしさが伝わる。
からだを健康のために鍛えるように、心にも健康な人生のためにケアする時間をおろそかにしてはいけないのよね。
一つだけ、アーティストに限っていえば、孤独は大いに必要なものだとわたしは思っているよ。
ゴッホもそうだったように、この感情は作品に還元されるものさ。
なので孤独がツライと思うときは、あえて孤独に浸ることをしてみるのも心のケアにつながると個人的にはススメたい。
<処方せんシリーズ:オススメの記事>
