2019.12.21
2019年、あっという間に年末になってしまいましたねー!

年末休みのタイミングにちょうどいい本を5冊、わたしのオススメがあるので紹介させてください。
年末休みになって いつもより自分の時間ができると、「自分」を振り返ることってありません?
これまでのこと、これからのこと。
忙しく1年を駆け抜けて、ふと振り返る。
そしてこう思ったり。
「人生このままでいいのかな?」
今回オススメしたいのは、そういった人生を振り返って未来を考えるタイミングの人へ贈りたい本たちなのです!
人生このままでいいのかな?と悩むのはどんな時?
30歳の年末、これからの人生について考えていた
わたしもそうでした。
年末に自分の生活、仕事、生き方・・・これからのことを一人悶々と想像して、悩んでいたことがあります。
「なにか違う」
「わたしの人生、このままでいいのかな?」
本当にそう思ったことがこれまでに何度もありました。



ちょうど3年前、2016年の年末。わたしが30歳の誕生日をむかえて1ヶ月が過ぎた頃でした。
わたしもめちゃくちゃ悩んでいました。
でも、周りの人に話すことができなかった。。
その時は漠然としすぎた不安な気持ちだったし。なんだか恥ずかしくて。
ネガティブな気持ちはあまり周りに言わないようにしよう、と気をつけていたのもあったし、人にどう思われるのかを気にしていました。
それに、自分の心の底にある夢は、なんだか手の届かないように感じてしまっていて…
人に話しても、「そんなの非現実だ」と一蹴されてしまうような… 夢を語る勇気もなかったです。
そういった、胸の中も頭の中も、想いがパンパンに詰まってしまった状態のわたしには、普段の人間関係から別世界の本からもらった言葉がとても刺さりました。
人にどう思われるか気にしてしまって相談しずらいなぁ。。。という状態なら、本から言葉をもらえばいい。
パラレルワーカーのわたし目線ですが、わたしが人生に迷ったとき、悩んだときに勇気をもらえた本を5冊、紹介します!



年末休みでなくても、「なにか違う」とすこしでも悩んでいるタイミングならわたしは自信を持ってオススメできる!そういう本たちです。
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「人生このままでいいのかな?」と悩んだときに読みたい本5選


人生の地図 | 高橋歩 著



10代で進路に迷っている時に出会った本です。「本で考え方が変わる」という感覚を教えてくれた1冊です。
高校生の時に出会ってから、わたしのバイブル。
立ち止まった時に、何度も読み返す本。何度も救われた本。
本の帯のことばも好きだからボロボロになっても外せない。
?高橋歩さんの「人生の地図」 pic.twitter.com/ZbVIbSyPbW
— オーハラユーコ | Yuko Ohara?どうぶつ絵描き (@uu_yu) November 21, 2019
ロンドン留学した時も、この本は大事に持って行きました。
わたしに必ず勇気をくれる本です。
それは進路に悩んだ高校生のときからずっと変わらず。


以下、“人生の地図” から引用します。
人生は旅だ。
自分だけの地図を描こう“人生の地図” より
何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。“人生の地図” より
ニーチェの言葉 | フリードリヒ・ニーチェ|白取 春彦 訳
はじめて読んだてつがく系の本です。
現代人のシチュエーションに置きかえながら、わかりやすく現代語に訳されているので、難しくもなく、スーっと入ってくる。
ちょうど自分の中に 一本の芯ができたような、そんな時期に出会った本でした。
以下、“ニーチェの言葉” から引用します。
心には、いつも喜びを抱いているように。
これが人生で最もたいせつなことなのだから。“ニーチェの言葉” より
クリエイターになりたい (原題:What’s Your Creative Type?)| ミータ・ワグナー|小林 玲子 訳



これはクリエイター向けの自分の取り扱い説明書みたいな本です。
そして!日本語のタイトルよりも、原題のタイトルをみてください!
血液型別の取説ってありましたよね?そのクリエイター版です。
クリエイターとしての自分の取説です!
What’s Your Creative Type?とは、
自分のクリエイティビティはどんなタイプか?を知りましょう。ということです。
人と比べて焦ってしまうときや、モヤモヤした気持ちになってしまうときに読むのがオススメです。
以下、“What’s Your Creative Type?” から引用します。
どのタイプにしても、なぜ創造性が自分にとって大切なのか学び、折に触れてその理由をたしかめることは、あなたにとって大きな支えになるはずだ。
とりわけうまくいかず最初の一歩が出なかったり、高い壁にぶつかっていたり、創造性に再点火しなければいけないときは。
“What’s Your Creative Type?” より
重力ピエロ | 伊坂 幸太郎 著



小説だけど、登場人物からこぼれでる『人生てつがく』がとっても響きます。
有名な伊坂幸太郎さんの著書で映画にもなった、“重力ピエロ” という小説です。
登場人物のセリフにちりばめられた独特の正義、というか『人生てつがく』ですね。それがわたし個人的にはとっても好きで、めちゃくちゃ響きました。
この本にはたくさんの折り目をつけていて、度々読み返しては、考えさせられます。
以下、“重力ピエロ” から引用します。
安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中では些細なことなんだ。向かっていく方向に大差がないのなら、好きにすればいい“重力ピエロ” より
不幸だとか、病気だとか、仕事が大変だとか、とにかく自分が他の誰よりも大変な人生を送っている。そういう顔をしている。それに比べれば、あの鳩のほうが偉い。自分が一番つらいとは思ってもいない。
“重力ピエロ” より
終末のフール | 伊坂 幸太郎 著



ここで、年末ならではの1冊!も紹介します♪
こちらも伊坂幸太郎さんの小説で、それぞれの世界の終わりに起こるショートストーリーを描いた短編集です。
といっても、全く暗くなくて、むしろ明るい気分になる世界観。
世界の終わり=人生の終わりを考えたとき、人はそれぞれどんな想いを抱くのか?何をしたいと願うのか?
まさに、「人生このままでいいのかな?」のタイミングに重なる想いを垣間見る。
有名な人や鋼メンタルの鉄人に教えにもらう、というよりも、ごく普通の人の人生観を参考にする感じです。
以下、“終末のフール” から引用します。
『新しいことをはじめるには、三人の人に意見を聞きなさい』って。
まずは、尊敬している人。次が、自分には理解できない人。三人目は、これから新しく出会う人。
“終末のフール” より
あとがき
以上がわたしのオススメ5冊です。
いままでに何度もなんども読み返しては、励まされたり、前へ進むパワーをもらったりと、ほんとうにお世話になったんですよね。



特に!人生の地図、ニーチェの言葉、重力ピエロ、の3冊は、ロンドン留学へ行ったとき、選び抜いて持って行ったお気に入りの3冊です。
さてさて、年末休み!
今回オススメした本 5冊 まとめ
- 人生の地図 | 高橋歩 著
- ニーチェの言葉 | フリードリヒ・ニーチェ|白取 春彦 訳
- クリエイターになりたい(原題:What’s Your Creative Type?)| ミータ・ワグナー|小林 玲子 訳
- 重力ピエロ | 伊坂 幸太郎 著
- 終末のフール | 伊坂 幸太郎 著
これまでの人生、これからの人生を考えたいという人に少しでも役に立てれば、うれしいです!
よいお年を♪