社会人になってから留学して変わった7つのこと

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25歳で行ったロンドン留学

留学して変わったことは本当にたくさんある!

社会人になって数年後、迷いに迷ってデザイナーを辞め、フリーで制作活動を始めた。

そんなわたしが「現状を打破したい」という想いと、
学生時代に一度はあきらめた「海外へ行ってみたい」
という憧れの気持ちを再燃させて行ったロンドン。

留学して変わってよかった!
と思うことベスト7を紹介するよ。

人によって、状況も想いもそれぞれではあるだろうけど・・・

海外へ行ってみたい
・ちがう価値観に揺さぶられたい
・なにか人生を変える刺激がほしい

こんな風に思っている人は、ぜひ読んで欲しい。
そして飛び出すことを前向きに考えてほしいと思うのだ。

英語が話せるようになった

分かりやすくつめ。
社会人が留学するのに、英語スキルは目的そのものの人も多いはず。

英語ができるだけで、人間関係、仕事のチャンス、エンターテイメント・・・あらゆる場面で何倍にもチャンスが広がる。

世界から集められる情報量が圧倒的にちがう。

留学して変わった結果が伝わりやすいものだと・・・

  • TOEICスコア500以下 —> 900獲得
  • 今の職場の上司は外国人、コミュニケーションは全て英語

自分でも言うのもなんだけど、負けず嫌いが功を奏し、
滞在期間9ヶ月ではなかなか頑張った方だとおもう。
何年いても日本人とばかり仲良くしてる人は話せるようにならない事実もこの目で見てきたよ。

もちろん帰国子女のナチュラルさには到底及びませぬが、
一応、今の職場でもなんとかやってるよ。

人は人。違うことが当たり前だと思えるようになった

この人はそういう人なんだ。と、自然に思えるようになった。

文字にすると、「そんなの当たり前じゃん」
と思うかもしれないけど、本心からこう思えるようになったのは、恥ずかしながらわたしは留学経験をしてからなのだ。

そしてこれが自然に思えてから、人付き合いのストレスが自然と減ったのがよかった。

なぜなら、クラスメイトも、街中の人たちも、友だちの家族も、
「あら個性豊かね〜」どころじゃない。
 
あまりにみんな違いすぎるから、自然な流れでそう思うしかなかった。
 
世界のあらゆる国籍のクラスメイト。
特に覚えているのは、
スペイン語が母国語の人で英語を勉強中の人は、
かなりストレートな物言いに聞こえるの。
 

例えば、レストランで食事してる時。

「ほら、こっちのも食べなよー!」(スマイル)
って言いたいんだろうけどね、

Eat!
Take!

お、おう。・・最初はビビる。

 

あと、いちいちテーブルの下で足がぶつかってもSorryと言わない。

でも悪気があるんじゃないの。
ぶつかってたのが “相手の足” じゃなくて、”テーブルの脚” だと思ってただけ。

あまりにも足を組みかえる度にぶつかるからこっちから言ってみたら、
Oh, ホントに気付いてなかったの!」
って素直に言ってくれたし、おそらく言ったことで “日本人は言う文化なんだ” ということが伝わったらしい。

日本人だとテーブルの脚でも謝っちゃったりする人もいるよなあと思い出した。

初対面に慣れた

人見知りする方だったけど、自分としてはかなり良くなったと思ってる。

ホームステイしてたのでホストファミリーとの生活はもちろん、子どもたちのシッターさんとか、ご近所さん、それぞれの友だちもよく遊びに来る。
 
そして外国人の友だちができると、
予期せず初対面の人に会うことがすごく多くなる。

 

遊ぼうと約束した当日、待ち合わせ場所には予定より多めの人が集まる。
というかキミたち誰だ。

どういうことかって?

他の友だちとか、彼氏彼女とか、
そのとき遊びに来ているイトコとか、
とにかく予定外の飛び入り参加はよくあること。

ちなみに、仲良くなったイギリス人の友だちに
好奇心からの質問として、聞いてみた。
 
「これってふつうのこと?」
 
彼女いわく、予定外の人を連れてくるときは一応事前に聞くとのこと。
 

これは国によっても、もちろん人によっても違うけど、
イタリア、スペインあたりはまったく気にしない人が多かったかな。

明るい性格が育った

たぶん誰の中にもいるはず。

自分の中にいる明るい人と暗い人。

留学に行って変わったのは、自分の中の明るい人が大きく育った!きっと!

話す言語は大きく影響すると思う。
これはすごくオモシロイから言語学をもっと知りたいところなんだ。
 
英語は日本人からするとオーバーリアクション。
わかりやすいのは「オーマイガー」
それにくっついてくる表情もオーバー。
 
こっちも慣れない言葉で相手に伝えたい一心で必死だ。
 
相手につられてどんどん表現が大きくなって、
気付けば英語を話す自分はなんだか明るい。
 

仕事への価値観が変わった

どんな仕事をしているの?
なんでその仕事を選んだの?

あれ?
日本にいた時に比べて、明らかにこの会話が少ないと感じた。

滞在がヨーロッパだったのもあると思うけど、
そもそも仕事人間がいない。

“Live to Work”(仕事のために生きる)よりも
“Work to Live”(生きるために働く)が圧倒的に多いんじゃないかな?

それに転職も当たり前。
シンプルに「おもしろそうな仕事だと思ったから」って異業種へ転職したり、
ちがう国へ行って働くことも、全くめずらしいことじゃない。

日本でも転職に対する見方は変わっているけど、
それでも 「なんでどうしてわざわざ」的な見られ方は健在だ。

度胸がついてしぶとくなった

日本の当たり前がまったく通用しない。
のは、留学を考えている人ならすでに想像していると思う。
少なくともその想像の20倍はかるく超える。

とにかくハプニングはよくある。
おもしろすぎるクレイジーな日常。

移民を取り扱うプロと思っていた空港の国境ぎわで許可を出す局員ですら、間違った判断をすることもある。
(ああ。あれは本当に苦労した。。)

自分の話が通じてないなら、通じるまで話すまでなのだ。

RPGで異世界へ行った主人公のつもりで、
ぜひ冒険を楽しんでしまおう。

今では転職の面接も、緊張するけどキライじゃない。
むしろアドレナリンが・・・

親孝行しようと思った

映画とかドラマで知ってたけど、目の前で実際みるのとでは圧倒的に違う。

感情が伝わってくるから。

毎日朝起きて「おはよう」って
ハグしてキスする家族を見てたら自然に思った。

日本の家庭の距離感とは全然違うけど、
改めて、そこにいてくれる家族の存在の大きさを知ることができた。

 

あとがき

留学して変わったこと

  • 英語が話せるようになった
  • 人は人。違うことが当たり前だと思えるようになった
  • 初対面に慣れた
  • 明るい性格が育った
  • 仕事への価値観が変わった
  • 度胸がついてしぶとくなった
  • 親孝行しようと思った

どれも文字にすると当たり前でシンプルなことに見えるとおもうけれど、
頭で理解している」のと
「実感した」ことの差は大きい

とわたしは自分自身感じたよ。

ともあれ、留学して変わった今の人生の方が断然いい!

 

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